刊行物

リサーチペーパー

旧西ドイツの参照価格制度と一時的薬剤費上昇抑制効果 -89年の一時的な抑制に寄与したか?-

中村 洋(慶応義塾大学大学院経営管理研究科 助教授)

(No.1:平成11年7月発行)

同等医薬品のグループ化による同一償還価格設定は参照価格制度の基本的概念であり、その意味において参照価格制度に関する分析は制度への理解を深めるだけでなく、今後の政策議論上も重要であると考えられる。他国に先駆けて参照価格制度を導入した旧西ドイツでは、制度導入の1989年に薬剤費総額の増加は抑制された反面、その後は以前と同様かそれ以上に上昇している。旧西ドイツにおける参照価格制度の薬剤費上昇抑制効果を個別成分レベルで分析したところ、制度対象成分の売上は制度対象外成分の売上に比べて一時的に低下していた。しかしこの売上の低下は参照価格制度そのものには由来しないと考えられた。

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