胃酸の酸性度を下げるくすり 胃酸の酸性度を下げるくすり 胃酸の酸性度を下げるくすり

くすりの仕組みがわかる実験を動画で紹介しているよ。実験の結果予想や、動画を見てわかったことなどをレポートにしてみよう♪

くすりはどのように働くの?
くすりはどのように働くの?

食事のあとでもないのにゲップがでたり、胃のあたりがキリキリする痛(いた)みがある場合、胃(い)の中から酸(さん)( 胃酸[いさん] )がいつもより多くでて、胃液(いさん)の酸性(さんせい)が強くなっていることがあります。そんなとき、 化学反応(かがくはんのう) を利用して胃液(いえき)の酸性度(さんせいど)を弱めて、胸やけや痛(いた)みをやわらげるくすりがあります。

実験 実験
動画の再生(さいせい)ボタンをクリックして実際(じっさい)の様子を見てみよう!。
くすりは、病気やケガを治すためのものです。正しく使わないとからだに害を与えることがあるので実験はまねしないでね。
実験結果!
実験結果!

pH試験紙が赤色から緑色になった。

胃液(いえき)に見立てた塩酸(えんさん)の水溶液(すいようえき)に、 胃酸(いさん) の中和剤(ちゅうわざい)である重曹(じゅうそう)を入れて、 pH試験紙 にひたすと色が変化していきました。これは、胃酸(いさん)の酸性(さんせい)を打ち消すアルカリ性(せい)のくすりで、 化学反応(かがくはんのう) を起こし、胃液(いえき)が中性(ちゅうせい)に近くなったということです。シュワシュワしているのは化学反応(かがくはんのう)によって炭酸(たんさん)ガス(CO2)が発生しているためですが、この反応(はんのう)を自分で感じることはありません。しかし、からだの中では、このような反応(はんのう)が起こって胃(い)の中が中性(ちゅうせい)になり、胸やけや胃(い)の痛(いた)みがやわらぐ仕組みになっています。

pH試験紙が赤色から緑色になった。 pH試験紙が赤色から緑色になった。
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監修 望月眞弓(慶應義塾大学 名誉教授)