「くすり研究所」楽しく学ぼう「くすり」のこと 小中学生のためのくすり授業

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1階・資料室 くすりの歩み

ワクスマンアメリカ 微生物学者(びせいぶつがくしゃ)
結核(けっかく)をたおす力を持つ微生物(びせいぶつ)を土の中から発見

ワクスマンはどうして結核(けっかく)のくすりをつくろうと思ったの?

戦争での負傷者(ふしょうしゃ)の治療(ちりょう)に備えて強力な殺菌力(さっきんりょく)を持つ物質を研究

ワクスマンが微生物(びせいぶつ)の研究をしていたころ、第二次世界大戦が始まろうとしていました。

戦争が始まれば、多くの兵士がいろいろな感染症(かんせんしょう)にかかり命を落としてしまいます。きっと、感染症(かんせんしょう)に良く効(き)くくすりが必要になると考えたワクスマンは、ペニシリンよりも強力な物質を見つけだそうと、熱心に微生物(びせいぶつ)の研究をしていたそうです。

そうして結核(けっかく)に効果のある抗生物質(こうせいぶっしつ)・ストレプトマイシンを発見したワクスマンは、その功績が認(みと)められて、1952年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

【マメ知識】土の中の研究をはじめたきっかけはペニシリン

フレミングが発見し、イギリスの研究者・フローリーとチェインがくすりとして大量生産することに成功した感染症(かんせんしょう)の治療薬(ちりょうやく)・ペニシリン。

ペニシリンは、パンなどに生えるアオカビという身近なものからつくられています。そこでワクスマンは、「まだ他にも発見されていない物質が身近なところにあるはずだ」と考え、土の中の微生物(びせいぶつ)の研究を始めました。