「くすり研究所」楽しく学ぼう「くすり」のこと 小中学生のためのくすり授業

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1階・資料室 くすりの歩み

ワクスマンアメリカ 微生物学者(びせいぶつがくしゃ)
結核(けっかく)をたおす力を持つ微生物(びせいぶつ)を土の中から発見

放線菌ってなに?

土の中の細菌(さいきん)などの研究をしていたワクスマンが見つけた微生物(びせいぶつ)

放線菌とは、主に土の中に住んでいる微生物(びせいぶつ)のことです。

ワクスマンは、学生のときレポートを書くために、大学の農場で、いろいろな深さの土を集めて細菌(さいきん)やカビを調べていました。すると土の中に細菌(さいきん)でもカビでもない微生物(びせいぶつ)がいることに気づいたのです。それが放線菌でした。

放線菌がいる土では、他の細菌(さいきん)の数は減ります。このことから、放線菌には他の細菌(さいきん)などをたおす力があると考えたワクスマンは、放線菌を研究し、結核(けっかく)に効く抗生物質(こうせいぶっしつ)・ストレプトマイシンを発見しました。

【マメ知識】ワクスマンは「抗生物質(こうせいぶっしつ)」の名付け親

ストレプトマイシンのように、他の細菌(さいきん)やカビなどをたおしてくれる物質に、「抗生物質(こうせいぶっしつ)」と名づけたのはワクスマンでした。取材記者にその名前を言ったところ、それが広まって定着したのです。

そのあと、ワクスマンはストレプトマイシンの開発などによって得たお金で、ワクスマン微生物学(びせいぶつがく)研究所をつくりました。そして、1つでも多くの病気をなくすため、研究者を育てることに力を注ぎました。