「くすり研究所」楽しく学ぼう「くすり」のこと 小中学生のためのくすり授業

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1階・資料室 くすりの歩み

ワクスマンアメリカ 微生物学者(びせいぶつがくしゃ)
結核(けっかく)をたおす力を持つ微生物(びせいぶつ)を土の中から発見

ワクスマンはなにを発見したの?

放線菌という微生物(びせいぶつ)から結核(けっかく)を治すくすりを発見

1943年、ワクスマンは結核(けっかく)を治すくすり「ストレプトマイシン」の発見に成功しました。ストレプトマイシンは、放線菌というカビに似た微生物(びせいぶつ)からつくられます。

当時、結核(けっかく)のくすりとして「ペニシリン」がすでに開発されていましたが、ワクスマンはもっと強力な効(き)き目を持つくすりの研究に取り組んでいたのです。

長年の研究のすえに発見されたストレプトマイシンは、ひじょうに強い効(き)き目がありました。その力で世界中の多くの結核患者(けっかくかんじゃ)は救われたのです。

【マメ知識】放線菌には、抗生物質(こうせいぶっしつ)がぎっしり

抗生物質(こうせいぶっしつ)とは、微生物(びせいぶつ)が細菌(さいきん)などをたおすためにだす物質のことです。抗生物質(こうせいぶっしつ)は、伝染病(でんせんびょう)などに対して強い効(き)き目があることから、くすりの原料として使われています。

ワクスマンが発見したストレプトマイシンも、放線菌によってつくられた抗生物質(こうせいぶっしつ)の1つです。放線菌は、実は「抗生物質(こうせいぶっしつ)」の宝箱(たからばこ)で、今では抗生物質(こうせいぶっしつ)の7~8割(わり)が放線菌からつくられています。