「くすり研究所」楽しく学ぼう「くすり」のこと 小中学生のためのくすり授業

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1階・資料室 くすりの歩み

鈴木 梅太郎 (すずき・うめたろう)農芸化学者
コメの研究を通じて「ビタミン」を発見し、多くの脚気患者(かっけかんじゃ)を救った

ビタミンが発見されたことで、どんなことが起きたの?

多くの死者をだした病気・脚気(かっけ)の患者(かんじゃ)が大幅(おおはば)に減少

江戸時代(えどじだい)、日本人は「脚気(かっけ)」に苦しめられていました。脚気(かっけ)とは、ビタミンB1の不足によって起こる病気で、手足がしびれたり、体がだるくなったりします。悪化すると死んでしまうことも珍(めずら)しくありません。

脚気(かっけ)の原因は、食生活にありました。江戸時代(えどじだい)になってから、人々は白米を食べるようになり、米ぬかにふくまれているビタミンB1が不足してしまったのです。

梅太郎(うめたろう)のビタミン発見によって、日本人を苦しめてきた脚気(かっけ)は大幅(おおはば)に減ってゆきました。

【マメ知識】「三日坊主(みっかぼうず)」という言葉は、脚気(かっけ)から生まれた?!

多くの人々が苦しんでいた脚気(かっけ)は、とくに子どもは1度かかると数日で死んでしまうこともあったため、「三日坊主(みっかぼうず)」ともよばれていました。

今では、あきっぽくて何事も長続きしない人の例えとして使われている「三日坊主(みっかぼうず)」という言葉ですが、もとは脚気(かっけ)から生まれた言葉と考えられています。