「くすり研究所」楽しく学ぼう「くすり」のこと 小中学生のためのくすり授業

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1階・資料室 くすりの歩み

北里柴三郎(きたさと・しばさぶろう)医学者・細菌学者(さいきんがくしゃ)
破傷風(はしょうふう) を予防・治療(ちりょう)する方法を開発

北里柴三郎(きたさと・しばさぶろう)はなにをした人なの?

全身をけいれんさせる病気・破傷風(はしょうふう) の予防と治療方法(ちりょうほうほう)を開発

1889年、北里柴三郎(きたさと・しばさぶろう)は、破傷風菌(はしょうふうきん)だけを増やすことに世界で初めて成功しました。

破傷風(はしょうふう)とは、傷口(きずぐち)から体中に入りこんだ破傷風菌(はしょうふうきん)という菌(きん)が、全身の筋肉(きんにく)をけいれんさせる病気で、悪化すると呼吸(こきゅう)ができなくなって死んでしまいます。

予防と治療方法(ちりょうほうほう)を見つけるためには、破傷風菌(はしょうふうきん)だけを増やして取りだし、くわしく調べる必要がありました。

柴三郎(しばさぶろう)は破傷風菌(はしょうふうきん)を調べて、破傷風(はしょうふう)の予防と治療方法(ちりょうほうほう)を開発し、多くの人を破傷風(はしょうふう)の恐怖(きょうふ)から救いました。

【マメ知識】1種類の菌(きん)だけを増やすのは、とても大変!

他の菌(きん)やホコリなどが入りこまないように注意して、1種類の菌(きん)だけを増やすことは、ひじょうにむずかしいと言われています。

成功させるためには、高い技術と、専門的(せんもんてき)な知識、そして努力と忍耐力(にんたいりょく)が必要です。

柴三郎(しばさぶろう)は独自の装置(そうち)をつくることで、だれもがあきらめていた破傷風菌(はしょうふうきん)を増やすことに成功しました。