「くすり研究所」楽しく学ぼう「くすり」のこと 小中学生のためのくすり授業

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1階・資料室 くすりの歩み

ジェンナーイギリス 医学者
ウイルスによる感染症(かんせんしょう)・天然痘(てんねんとう)の予防方法を開発

「種痘(しゅとう) 」って、どんな予防法なの?

人間の体が持つ「免疫力(めんえきりょく)」を利用した予防法

体には、ウイルスが入ってくると、抗体(こうたい)という物質をつくり出して追い出そうとする力があります。このしくみを免疫(めんえき)と言い、一度抗体(こうたい)ができれば同じ病気にかからなくなります。

ジェンナーは、この力を利用した「種痘(しゅとう)」という予防法を考えました。それは、天然痘(てんねんとう)ほど危険(きけん)ではない「牛痘(ぎゅうとう)(ウシがかかる天然痘(てんねんとう))」にかかった人のウミを、まだ天然痘(てんねんとう)にかかっていない人にわざと注射(ちゅうしゃ)して、天然痘(てんねんとう)の抗体(こうたい)をつくるという方法です。こうして、みんな本物の天然痘(てんねんとう)にかからずにすむようになりました。

【マメ知識】ウシの乳(ちち)しぼりをする人との会話が研究のヒントに

ある日、ジェンナーはウシの乳(ちち)しぼりをしている人から、「牛痘(ぎゅうとう)にかかった人は、天然痘(てんねんとう)にはかからない」という話を聞きました。

この話をヒントにして、ジェンナーは天然痘(てんねんとう)の研究に取り組み、ウシやブタで実験をくり返しおこないました。そしてついに「種痘(しゅとう)」を完成させ、仮説が正しいことを証明したのです。