「くすり研究所」楽しく学ぼう「くすり」のこと 小中学生のためのくすり授業

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1階・資料室 くすりの歩み

華岡青洲(はなおか・せいしゅう)外科医(げかい)
麻酔薬(ますいやく)を開発し、世界初の全身麻酔(ぜんしんますい)によるがんの手術に成功

華岡青洲(はなおか・せいしゅう)はどんな仕事をしていたの?

どんな病気の治療(ちりょう)・手術にも取り組む天才医師

今では、かぜは内科、耳の病気は耳鼻科というように、病院の診療科(しんりょうか)が細かく分かれていますが、昔はそのような区別がありませんでした。そのため青洲(せいしゅう)は、あらゆる病気やケガを診察(しんさつ)し、治療(ちりょう)や手術をおこなっていたのです。

青洲(せいしゅう)は、たくさんの治療道具(ちりょうどうぐ)や手術道具を開発しました。また、麻酔薬(ますいやく)の通仙散(つうせんさん)を使用してさまざまな手術をおこない、その手術例は100種類を超(こ)えていたと言われています。

青洲(せいしゅう)は、たくさんの人たちを病気やケガの苦しみから救った天才医師だったのです。

【マメ知識】青洲(せいしゅう)は、弟子以外にはなにも教えないケチだった?

青洲(せいしゅう)は、通仙散(つうせんさん)の作り方や麻酔(ますい)の方法を、弟子以外には絶対に教えませんでした。でもそれは、青洲(せいしゅう)がケチだったからというわけではありません。

麻酔(ますい)を使うには高度な技術と知識が必要です。そのため青洲(せいしゅう)は、患者(かんじゃ)に危険(きけん)がおよばないように、きちんと麻酔(ますい)について学んだ自分の弟子たちにしか教えなかったのです。