「くすり研究所」楽しく学ぼう「くすり」のこと 小中学生のためのくすり授業

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1階・資料室 くすりの歩み

華岡青洲(はなおか・せいしゅう)外科医(げかい)
麻酔薬(ますいやく)を開発し、世界初の全身麻酔(ぜんしんますい)によるがんの手術に成功

通仙散(つうせんさん)でなにをしたの?

世界初の全身麻酔(ぜんしんますい)による乳(にゅう)がんの手術に成功

1804年、青洲(せいしゅう)は通仙散(つうせんさん)を使って世界初となる全身麻酔(ぜんしんますい)をおこない、60才の女性の乳(にゅう)がん手術に成功しました。

日本以外では、1846年にアメリカでエーテルという薬品を使った全身麻酔(ぜんしんますい)による手術が成功しています。

青洲(せいしゅう)の全身麻酔(ぜんしんますい)による手術は、アメリカの手術よりも40年以上前におこなわれていたのですから、青洲(せいしゅう)の成功は前例のないすばらしいものです。

【マメ知識】なぜ乳(にゅう)がんの手術を最初に選んだの?

乳(にゅう)がんとは、主に女性がかかる病気で、乳房(ちぶさ)の中に腫瘍(しゅよう)とよばれるはれ物ができる病気です。

昔は1度かかると治らない病気と言われ、青洲(せいしゅう)も妹を乳(にゅう)がんで亡(な)くしていました。そのため青洲(せいしゅう)は、「乳(にゅう)がんの手術を成功させたい」という思いが強かったのです。