「くすり研究所」楽しく学ぼう「くすり」のこと 小中学生のためのくすり授業

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1階・資料室 くすりの歩み

華岡青洲(はなおか・せいしゅう)外科医(げかい)
麻酔薬(ますいやく)を開発し、世界初の全身麻酔(ぜんしんますい)によるがんの手術に成功

華岡青洲は何を開発したの?

「通仙散(つうせんさん)」という麻酔薬(ますいやく)を開発

青洲(せいしゅう)は、25才のころから外科医として診察(しんさつ)・治療(ちりょう)をおこないながら、麻酔薬(ますいやく)の研究に取り組みはじめました。
麻酔薬(ますいやく)とは、患者(かんじゃ)が「痛(いた)い」と感じる感覚を、一時的にとりのぞくことができるくすりです。麻酔薬(ますいやく)がなかったころは、患者(かんじゃ)は痛(いた)みを必死に我慢(がまん)しながら手術を受けるしかありませんでした。
長年の研究のすえ、青洲(せいしゅう)は「通仙散(つうせんさん) 」という麻酔薬(ますいやく)の開発に成功。1804年に通仙散(つうせんさん)を使って世界初の全身麻酔(ぜんしんますい)による手術を成功させました。

【マメ知識】通仙散(つうせんさん)の主な材料は、植物の毒?!

通仙散(つうせんさん)は「マンダラゲ」という植物を始め、数種類の植物を調合してつくられました。

「マンダラゲ」は、実は人間の体をしびれさせる毒を持っています。その毒を利用して、痛(いた)みの感覚をなくして、手術をおこなうことができたのです。


マンダラゲの花
画像提供:財団法人青洲の里