■ 倫理審査委員会議事録要旨
 
第3回 ファルマ スニップ コンソーシアム(PSC)倫理審査委員会議事録要旨
 
 
日 時: 2001年10月11日(木) 19:00〜20:30
場 所: ホテル国際観光 3F 桜の間
出席者: 【倫理審査委員会】
松本恒雄委員長 板倉光夫副委員長 市川和孝委員 加藤栄嗣委員 杉村民子委員 土佐哲也委員 長野弘委員 吉田彪委員
【説明者他】
隅野靖弘、具嶋弘、奥本武城、久米庸介(記録)、吉田旺雄(事務局)
 
内容:

1.PSC倫理委員会委員長の選出及び副委員長の指名
黒木登志夫委員長が岐阜大学長に就任され、PSC倫理委員会委員長を辞任された。これに伴い、委員の互選により松本副委員長が新委員長に選任された。法律家である新委員長は、副委員長として科学者の就任を希望され、ゲノム研究の専門家である板倉委員を新副委員長に指名し、了承された。

2. 研究計画進捗状況の報告
隅野PSC代表が、研究計画に関する下記の進捗状況を報告した。
(1)登録ボランティア数:1111名(募集期間:平成13年2月20日〜平成13年5月31日)
(2)採血者数:1033名(平成13年3月1日〜平成13年6月8日)
(3)PSCホームページにエントリー・登録した個人情報の廃棄(平成13年7月26日)
(4)DNA調整、SNP頻度解析、セルライン化・寄託、機能解析についての現況

委員の質問に対する補足説明
  1. 1033名中1名のボランティアが交通費を受け取らなかった。
  2. 今回提出した個人情報の廃棄証明書は、PSCにエントリー・登録したときの個人情報であり、PSCの個人情報管理者が廃棄した。東京女子医科大学においてボランティアから提供された試料等は連結不可能匿名化処理をしてから研究に使用している。PSCは、東京女子医科大学より臨床検査データ等の個人情報は入手していない。
  3. ボランティアは、PSCホームページやポスター、新聞記事等を見て自発的 に応募した方々である。
  4. ボランティアの年齢や男女比に関して偏りが認められるが、PSCはこの点に関しては何も作為的なことはしていない。各年代ごと、あるいは男女間において均等に集まることが理想であるが、偏りがある結果となった。
3.審議・承認事項
(1) セルライン化した細胞の公的研究資源バンクへの寄託について(受付番号:003 )

審議結果:承認する。ただし、下記修正をすること。
「バイアル当たりの液量の追記」

委員の質問に対する補足説明
  1. 日本の公的研究資源バンクについて調査・検討して、厚生労働省の国立医薬品食品衛生研究所の細胞バンク(マスターバンク)あるいは(財)ヒューマンサイエンス振興財団の研究資源バンク(分譲バンク)に寄託することにした。
  2. 公的研究資源バンクに寄託した試料を海外の研究者へ分譲することの可否については、公的研究資源バンクの判断に委ねる。
  3. 提供した試料をヒトクローン研究に使用しないように要望したボランティアがいることから、セルライン化した細胞の核をクローン研究にはしないように、公的研究資源バンクに要請する。
(2)解析する薬物動態関連遺伝子の追加について(受付番号:004 )

審議結果:承認する。ただし、下記修正をすること。
   「カルボキシエステラーゼのCES1とCES2をCES2とCES3に修正」

4. 残余DNA試料の分与について
今回調製されたDNAは、PSCの遺伝子解析研究が終了しても残る可能性がある。これらの残余DNAのうち別の研究に用いることに同意したボランティアからのDNAについては、頻度解析終了時期と残余量が明確になった時点で、PSCと東京女子医科大学の倫理審査委員会が別の研究計画書等を審議することになった。別の研究に用いることに同意しなかったボランティアからのDNAは、PSC研究終了後に焼却廃棄する。
 
以 上
 
戻 る