■ PSCとは
 

 日本製薬工業協会(製薬協)では、研究開発委員会が中心となって、「日本人の薬物動態関連遺伝子多型に関する研究」について検討し、その実施母体として、平成12年9月、製薬協加盟43社よりなるファルマスニップコンソーシアム(PSC)を設立いたしました。
 PSCでは、会員会社からの会費10億円を用いて(各社にて均等に分担)、平成15年3月までの3年間、当該研究を実施いたします。具体的には、日本人一般集団において、薬物動態関連遺伝子のSNP(一塩基多型)がどの程度の頻度で出現するのかを解析し、さらにSNPによって生じる変異型タンパク質の発現・機能解析を行います。
 また、血液試料等を提供していただくための同意・説明文書の作成、インフォームド・コンセントを得るための手続きの確立、倫理面のマニュアルの整備等を通じて、企業におけるゲノム関連研究実施環境の整備に寄与してゆきたいと考えています。
 更に、国家ミレニアムプロジェクトとの緊密な連携のもと、得られた知見並びにデータを共有・活用することにより、医薬品の有効性の向上、副作用の低減、適正使用の推進、レスポンダー/ノンレスポンダーの判断等、幅広い分野での医療の向上に貢献してゆきたいと考えています。