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平成22年3月期決算の概況と平成23年3月期業績見込み

(対象:東証一部上場26社 ~12月決算2社、2月決算1社含む)

(1)平成22年3月期決算の概況

(億円未満切捨て)

 平成21年3月期 平成22年3月期 増減
金額売上比金額売上比
売上高
億円
73,406
100.0
億円
74,898
100.0
億円
+ 1,491
+ 2.0
売上原価 22,334 30.4 23,272 31.1 + 937 + 4.2
粗利益 51,071 69.6 51,625 68.9 + 553 + 1.1
販売管理費 38,947 53.1 38,511 51.4 △ 435 △ 1.1
営業利益 12,124 16.5 13,114 17.5 + 989 + 8.2
営業外損益 益 127   益 170   + 43  
経常利益 12,251 16.7 13,284 17.7 + 1,033 + 8.4
特別損益 損 3,749   損 313   + 3,436  
法人税等 3,697   4,713   + 1,015  
当期純利益 4,803 6.5 8,257 11.0 + 3,453 + 71.9
研究開発費 14,136 19.3 13,271 17.7 △ 865 △ 6.1

(注1)協和発酵キリンは決算期変更のため、平成22年3月期は4月-12月の9ヶ月間である。これを補正した際の前期比は、売上高+3.4%、営業利益+8.4%、経常利益+8.7%、当期純利益+72.3%となる。

当期は、国内において薬価改定が行われなかったこと、また海外企業の買収が寄与したことにより、売上高は国内、海外ともに増加した。利益面では、前期に海外企業の買収に伴うインプロセスR&D費を含む費用が発生した反動により、営業利益・経常利益・当期純利益がいずれも増益となった。

  1. 売上高については、
    1. 全体で前期比1,491億円増(+2.0%)の7兆4,898億円となった(増収19社、減収7社)。
    2. 国内は、主力品が伸長したことに加え、新型インフルエンザの流行に伴う関連薬剤の大幅な売上増加があったものの、非医薬品事業の売却・連結外化等の要因により、前期比720億円(+1.5%)と僅かな伸びに留まった。
    3. 海外は、為替円高のマイナス影響に加え、一部主力品が米国においてジェネリック医薬品発売の影響を受け大幅な売上減となったものの、海外企業の買収に伴う売上増が大きく寄与した結果、前期比771億円増(+3.0%)と続伸し、海外売上比率は35.6%(+0.3ポイント)となった。
  2. 粗利益は、海外企業の買収・子会社化及び製品売上構成の変化等により、売上原価率が31.1%と0.7ポイント上昇した結果、前期比1.1%の微増に留まった。
  3. 販売管理費は、海外企業の買収に伴う研究開発費以外の販売管理費の増加があったものの、前期に発生したインプロセスR&D費の反動で研究開発費が減少した影響が大きく、前期に比べ1.1%減少した。なお、インプロセスR&D費を除く実質の研究開発費は、前期比約5%の増加であった。
  4. この結果、営業利益は前期比8.2%(増益16社、減益10社)、経常利益は前期比8.4%(増益15社、減益11社)の増益となった。
  5. 当期純利益については、前期に発生した海外企業の買収に伴うのれん償却費の反動が大きく、前期比71.9%の増益(増益18社、減益8社)となった。
  6. 海外企業の買収・子会社化に伴うインプロセスR&D費除く実質の営業利益は、前期比約4%の減益であった。

(2)平成23年3月期業績予想

(億円未満切捨て)

 平成22年3月期(実績)平成23年3月期(予想)増 減
金額 売上比 金額 売上比
売上高
億円
74,898
100.0
億円
76,072
100.0
億円
+ 1,174
+1.6
経常利益 13,284 17.7 11,636 15.3 △ 1,648 △ 12.4
当期純利益 8,257 11.0 7,321 9.6 △ 935 △ 11.3

(注2)協和発酵キリンは決算期変更のため、平成22年3月期実績は4月-12月の9ヶ月間である。これを補正した際の当期比は、売上高+0.3%、経常利益△12.4、当期純利益△11.5%となる。

売上高については、国内における薬価改定実施に加え、海外では為替円高や後発品の影響が更に拡大することが想定されるものの、海外企業の買収に伴う売上増等により当期比+1.6%の微増となる見通しである。経常利益及び純利益は、研究開発費の増加に加え、海外企業の買収に伴う償却費用を含む販売管理費の増加等により、当期比でそれぞれ12.4%の減益、11.3%の減益を予想している。

以上

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