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平成21年3月期中間決算の概況と通期見込み

対象:平成20年3月期売上高1,000億円以上の東証一部上場14社 ~12月決算、2月決算各1社を含む

(1)平成21年3月期 中間決算の概況

(億円未満切捨て)

 平成20年3月期中間決算平成21年3月期中間決算増減
金額売上比金額売上比
売上高
億円
32,578
100.0
億円
34,100
100.0
億円
+ 1,521
+ 4.7
売上原価9,49729.29,86428.9+ 367+ 3.9
粗利益23,08170.824,23571.1+ 1,154+ 5.0
販売管理費15,06946.318,81755.2+ 3,748+ 24.9
営業利益8,01124.65,41715.9△ 2,593△ 32.4
営業外損益益 886 益 367 △ 519 
経常利益8,89827.35,78517.0△ 3,113△ 35.0
特別損益益 110 益 524 + 414 
法人税等3,472 2,885 △ 586 
当期(中間)純利益5,53617.03,42410.0△ 2,112△ 38.2
研究開発費4,80914.87,50722.0+ 2,698+ 56.1

当期は、薬価改定の影響もあり、国内売上は低成長に留まったものの、海外売上の続伸により、売上高は増加した。ただし、海外売上については特殊要因による影響を除くと、むしろ伸びの鈍化がみられた。利益面では、同じく特殊要因等による研究開発費及びその他販管費の増大により、営業利益と経常利益がいずれも大幅に減少した結果、当期(中間)純利益は減益となった。

  1. 売上高については、
    1. 14社全体で、前年同期比4.7%の増収となった(増収10社、減収4社)。
    2. 国内は、主力製品が伸長したものの、薬価改定の影響に加え、合併及び非医薬品事業売却等の特殊要因もあり、前年同期比266億円(1.3%)増の2兆619億円であった。
    3. 海外は、ベンチャー企業の買収・子会社化に伴う売上増が大きく寄与したことにより、前年同期比1,255億円(10.3%)増の1兆3,480億円と続伸し、海外売上高比率は前年同期比2.0ポイント増の39.5%に拡大した。ただし、買収・子会社化の影響を除くと、円高による影響はあるものの増加率の低下がみられた。
  2. 粗利益は、医療用医薬品事業への集中及び利益貢献度が高い自社品の伸長等により、原価率が28.9%と0.3ポイント改善した結果、前年同期比5.0%の増益となった。
  3. 販管費は、海外ベンチャー企業の買収・子会社化に伴うインプロセスR&D費及び無形固定資産償却費の発生等により、研究開発費及びその他販管費が増大したため、前年同期に比べ24.9%増加した。
  4. この結果、営業利益は前年同期比-32.4%(増益4社、減益10社)、経常利益は-35.0%(増益3社、減益11社)と、いずれも減益となった。
  5. 純利益については、子会社化に伴う譲渡益などの影響で特別利益が増加したことに加え、法人税等が586億円減少したものの、最終的に、経常利益の減少の影響で前年同期比-38.2%の減益となった(増益4社、減益10社)。

(2)平成21年3月期 通期見込み(比較ベース)

(億円未満切捨て)

 平成20年3月期
(実績)A
平成21年3月期
(修正予想)B
増減(B-A)参考
(当初予想)C対当初予想(B-C)
売上高
億円
65,107
億円
68,304
億円
+ 3,197
+4.9
億円
68,610
億円
△ 306
△ 0.4
経常利益14,70311,897△ 2,806△ 19.111,790+ 107+ 0.9
当期純利益8,9447,195△ 1,749△ 19.67,195+ 0+ 0.0

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