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IFPMAが国際的な臨床試験ポータルサイト開設

IFPMA
(IFPMAプレスリリース訳)

‐生物医学的データの透明性を向上‐

2005年9月21日、国際製薬団体連合会(IFPMA)は、新たなIFPMA臨床試験ポータルサイトの開設を発表しました。このポータルサイトは、情報技術のリーディングカンパニーであるIBMの協力の下、研究開発型製薬企業が世界各地で実施する臨床試験に関するオンライン情報にリンクするよう構築された初のインターネット検索エンジンです。

IFPMA臨床試験ポータルサイトは、製薬業界の技術者、規制専門家、およびIBMのコンサルタントが7ヶ月以上かけて取り組んだ末に実現したものであり、現在、このポータルサイトには、25万を超えるリンクが含まれています。このポータルサイトのURLはwww.ifpma.org/clinicaltrialsです。 ノバルティス社 会長兼CEO(最高経営責任者)およびIFPMA会長であるDr. Daniel Vasellaは、次のように述べています。「本日IFPMAは、初の国際的ポータルサイトを開設することとなり、医師、患者およびその家族に、医薬品やワクチンの臨床試験に関する情報への簡単なアクセスを提供できる運びとなりました。製薬業界が、患者や医療従事者のために、完全な透明性の実現を目指して取り組んだ結果、このポータルサイトの開設に至ったものです。」

このポータルサイトの検索エンジンは、臨床試験情報に関連するオンライン情報にアクセスできるようプログラムされています。この中には、各製薬企業のウェブサイトや製薬企業の代理として第三者が運営するウェブサイトのほか、米国研究製薬工業協会(PhRMA)のウェブサイト(www.clinicalstudyresults.org)などの製薬業界団体の情報や米国国立医学図書館(www.clinicaltrials.gov)などの定期的に企業の臨床試験情報を公開する政府のウェブサイトなどが含まれています。EUが計画したEuropharmのものなど、他のオンライン臨床試験情報も、利用が可能になればリンクできることになる予定です。

このポータルサイトでは、大きく分けて、2種類の情報を検索することができます。1つは、実施中の臨床試験リスト(登録簿)で、以下を含む基本情報へのアクセスが提供されます。簡潔な表題、非専門用語による試験の説明、試験のフェーズ、試験の種類(介入研究など)、試験の現状、試験の目的(治療、診断、予防)、介入の種類(医薬品、ワクチン)、対象疾患(症状名)、主な適格基準(性別、年齢など)、試験実施施設の所在地、連絡先情報。

もう1つは、完了した臨床試験の結果に関する情報であり、販売促進を意図しない標準的なフォーマットで公開された、様々なオンライン情報にアクセスすることができます。

今日ベールを脱いだこのポータルサイトは、製薬業界による国際的な臨床試験専門検索エンジンの開発過程における第1ステージです。このステージでは、患者やその家族たちに、できるだけ早く有益な情報を収集するリソースを提供することを優先させています。こうした考え方をもとに、第1ステージのサイトは、英語での単純な検索機能を実現することから開始されました。また、ユーザーは、検索のヒント、臨床試験に関するよくある質問、臨床試験関連用語の定義などのメニューも利用することができます。

しかし、製薬業界では、このポータルサイトの究極の利便性を実現するには、さらに資金を投入してより使いやすいものにする必要があることを認識しており、現在、第2ステージの開発が進められているところです。この第2ステージの開発では、英語以外の言語(日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語)でも検索できるようにすることを目指しています。そのほか、検索を行うユーザーの医学用語に関する知識が乏しい場合の支援も行いたいと考えています。このようなユーザーに役立つよう、辞書機能よる検索サポートの追加や、疾患名や製品名のミススペルの訂正、類義語の提案を含む、いくつかのツールが考案されています。また、例えば疾患、地理的条件、もしくは製薬企業名による検索を可能にするといった複数条件検索も、実現させていく方向です。

このIFPMA臨床試験ポータルサイトは、2005年1月に発表した「臨床試験登録簿およびデータベースを介した臨床試験情報の開示に関する共同指針」における研究開発型製薬業界の取り組みの一環です。IFPMA、欧州製薬団体連合会(EFPIA)、日本製薬工業協会(JPMA)、米国研究製薬工業協会(PhRMA)、およびカナダ研究型製薬企業協会(Rx&D)によって作成されたこの共同指針には、臨床試験の透明性を向上するための業界の合意計画が示されています。

以上

IFPMAについて
国際製薬団体連合会(IFPMA)は、先進国および発展途上諸国の業界団体や企業を代表する非営利、非政府機関組織です。IFPMAの加盟企業は、研究開発型の製薬、バイオテクノロジー、ワクチン関連企業です。研究開発のパイプラインにおいて、製薬業界は、700以上の新しい薬やワクチン開発に取り組み、癌や心臓病、HIV/AIDS、マラリアなどの幅広い世界的な疾患の脅威に対処しています。

詳細については、下記までご連絡ください。
Guy Willis IFPMA広報部長
電話:+41 22 338 32 00 ファックス:+41 22 338 32 99
Eメール:g.willis@ifpma.orgもしくはウェブサイト:www.ifpma.org
または:
Ruder Finn UK Tristan JervisもしくはRanbir Sahota
Eメール:tjervis@ruderfinn.co.ukrsahota@ruderfinn.co.uk
電話:+44 (0) 20 7462 8900

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