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製薬協特別番組 TKUテレビ熊本
「元気が一番タイ!~もっと知ろう!くすりの話~」公開収録を開催

2013年3月2日に熊本市北区のTKUテレビ熊本本社スタジオにおいて、「元気が一番タイ!~もっと知ろう!くすりの話~」の公開収録を行いました。当日は70名余の市民の方々が参加し、新薬開発の過程や治験の大切さ、くすりの正しい使い方などを楽しく学ぶ機会となりました。
なお、当日の様子は3月30日にTKUテレビ熊本にて放送されました。

2013/03/02

もっと知ろう!くすりの話


収録風景

 広報委員会コミュニケーション推進部会では、研究開発志向型製薬企業および医療用医薬品が果たしている社会的役割の重要性などについて、広く一般の方々に理解してもらうことを目指して、地方テレビ局とタイアップして「くすりについての情報番組」を制作し、放送しています。今回は3月2日に熊本市北区のTKUテレビ熊本本社スタジオにおいて、「元気が一番タイ!~もっと知ろう!くすりの話~」の公開収録を行いました。
 公開収録には、熊本県出身で元広島カープ監督の古葉竹識さん、元バドミントン日本代表でスポーツキャスターの陣内貴美子さん、熊本整形外科病院の束野通志副院長、熊本県薬剤師会の富永孝治常務理事、製薬協からは仲谷博明専務理事が出演しました。

地域くすり情報とくすりの製造工程

 はじめに仲谷専務理事から製薬協の紹介がありました。続いて事前に取材したVTRで、江戸時代の肥後藩主・細川重賢公が開設した薬園「蕃滋園」や離島の天草市御所浦町における薬剤師の役割など、熊本県のくすりの歴史や離島ならではのくすりの大切さなどを紹介しました。ゲストの方々からは、くすりは私たちの生活、健康維持には欠かせないことや服薬ケアの大切さなど、くすりの重要性、正しい使い方などについてコメントがありました。
 続いて、ワクチンを製造している化血研本社工場の取材VTRでは、くすりは製造管理、品質管理、衛生管理など厳重な体制のもとで製造され、患者さんに届けられていることを紹介しました。VTRを見たゲストの方からは「厳密な管理のもとで製造されているのを見て改めて安心感が増した」とのコメントがありました。また、仲谷専務理事から「新薬の開発力を持つ国は限られており、日本はアメリカとイギリスに次いで世界第3位の開発力を持っている」ことなどについて紹介がありました。

クイズでくすりについて勉強


会場の様子

 続いて、薬剤師の富永先生からの質問に観覧者が○×で答える参加型クイズコーナーです。富永先生から「医師が処方して、残ったくすりは家族にあげても良い?」「くすりを飲み忘れた場合は、次に2回分飲む?」「おくすり手帳は何種類も持たずに1冊にまとめる?」などの質問があり、ゲストの面白いコメントなどで会場は盛り上がり、クイズを通じて「くすり」への理解をより深めることができました。

 

新薬開発の過程と治験の重要性

 仲谷専務理事から「くすりの候補として研究を始め、基礎研究から非臨床試験、治験、厚生労働省の審査を経てくすりとして承認されるまで、9年から17年もの期間がかかる。開発費用は、数百億円、中には1千億円以上かかるものがある」ことなど、新しいくすりができるまでの過程をわかりやすく説明しました。ゲストの古葉さんからは「1千億円あればプロ野球12球団全部買えますね」とのコメントがあり、会場からも驚きの声があがりました。くすりの開発がいかに大変であるかを皆さんに改めて理解してもらえたようです。
 また、新薬開発に重要な治験がどのように行われているかについて、熊本赤十字病院での活動内容と治験の意義をVTRで紹介しました。束野先生からは「治験は理解が得られたボランティアの患者さんがいて初めて成り立つ。十分な説明の後に文書で同意してから始まり、いつでもやめられる」ことなどの説明がありました。また、治験に参加する患者さんの相談に応じる「治験コーディネーター」の役割などにも触れました。治験は医療従事者・製薬企業と患者さんが一体となり進めていくことの理解が深まったようです。

関節リウマチと新薬

 新薬の誕生により、治療方法のなかった多くの疾患が治療できるようになりましたが、まだ「アルツハイマー病」などのように治療満足度が十分ではない疾患がたくさんあります。こうした中、「治療満足度と薬剤の貢献度の相関図」を紹介し、近年「治療満足度と薬剤貢献度」が大きく向上した関節リウマチの治療について、実際に薬剤を投与された治療現場を紹介しました。リウマチ専門医の束野先生から「新薬の開発により、これまで難治だった炎症のコントロールができるようになり、患者さんのQOLは向上した」との説明があり、会場はその進歩について実感しているようでした。

製薬協広報活動など

 仲谷専務理事から、医薬品産業を理解してもらうため毎年キャンペーンを展開していることなど製薬協の広報活動について紹介しました。また、製薬協のウェブサイトではキャンペーンをはじめ、小中学生向けに医薬品に関するいろいろな情報が掲載されていることの紹介をしました。
 最後に出演者がそれぞれ感想を述べ、画期的な新薬の登場を望む声が多くありました。司会者から「今日学んだことをもとに、私たち一人ひとりがくすりに対してこれからも積極的にかかわっていきたい」と結んで、シンポジウムは終了しました。

(文:広報委員会 コミュニケーション推進部会  三谷 久之)

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