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「第28回日本医学会総会・博覧会」、「未来くすり館」 体験・ウェブ博覧会を開催

日本製薬団体連合会(日薬連)・日本製薬工業協会(製薬協)では、2011年4月2日から10日まで9日間の会期で東京ビッグサイトにて「第28回日本医学会総会・博覧会:EXPO2011わかろう医学・つくろう!健康」に製薬展示「未来くすり館」を出展する予定でした。ところが、3月11日に発生した東日本大震災により、「日本医学会総会・博覧会」は中止となりました。博覧会展示委員会では、コンテンツの大部分がおおむね完成していたことから、これらのコンテンツを多くの人々の目に触れるようできないかとの検討を行いました。そして、実物展示や、そこでさまざまな体験ができる「体験博覧会」や、ウェブサイトを活用した「ウェブ博覧会」という2つの形態を併催して実施したいとの要請が出展各社にあり、日薬連・製薬協など多くの出展者がこの2つの博覧会に参加することになりました。

2011/09/08

体験博覧会「未来くすり館」

体験博覧会は東京都千代田区北の丸公園内の科学技術館1階展示場で、6月24日から26日までの会期で開催されました。3日間の来場者は、全体では約15,000名、そのうち「未来くすり館」には約3,650名が訪れました。
体験博覧会「未来くすり館」では、「くすりをつくるー新薬への挑戦―」をテーマに設定しました。入り口には「人とくすりの未来のために」と題した製薬協メッセージと「くすりの歴史―この100年の主な発見と開発―」を記したパネルを配し、「くすりづくりの道のり」や「くすりづくりの流れ」、「未来予測年表」などのコーナーはパネルで紹介しました。
「最先端の創薬技術」、「がんに対する新しいアプローチ」、「くすりづくりの今昔」のコーナーでは、実物映像やアニメによる動画を展示しました。この動画コーナーの中には、「ノーベル賞と創薬」と題し、ノーベル化学賞受賞の下村脩先生や鈴木章先生・根岸英一先生の研究が、くすりの進歩に密接につながっていることをわかりやすく解説したコラムパネルも展示しました。
また、順路の最後には過去5年間の「グッドコミュニケーションポスター」を拡大パネルで並べ、製薬協が最近取り組んできた活動を一般来場者にもわかりやすく理解し、楽しんでいただけるようにしました。
会場には、先生に引率された高校生らが展示の前で興味深くディスカッションする姿も見られましたが、最先端の創薬技術など、全体的に展示内容に専門的なものが多かったこともあり、一般来場者にとっては少し難しい内容だったようです。この体験博覧会で展示したパネルの数点は、科学技術館イベントで展示したいとの要望がありました。時期は未定ですが再度展示されるかもしれません。


科学技術館

ウェブ博覧会「未来くすり館」

ウェブ博覧会「未来くすり館」は7月15日より公開され、9月末まで公開予定です(アドレスはhttp://ex2011.net ※PCのみ)。ウェブサイトでは科学技術館の体験博覧会で公開したコンテンツに加え、東京ビッグサイトで公開予定だった企画から、「大型映像と役者によるライブシアター」や「治療満足度と薬剤の治療満足度に対する貢献度グラフ」を除き、ほぼすべてのコンテンツをウェブサイト博覧会用に作成し直しました。
ウェブ博覧会「未来くすり館」では、「くすりの旅」、「くすりのかたち・しくみ」、「くすりをつくるー新薬への挑戦―」、「未来くすり館のメッセージ」と題する4つの項目があり、静止画と映像を組み合わせ、くすりについての知識等を楽しく学ぶことができます。
「くすりの旅」では、飲み薬の旅、注射薬の旅、貼り薬の旅の3つのコースがあり、くすりと一緒に患部を目指します。患部に到着すると、病気モンスターとのバトルゲームが楽しめます。
くすりは正しく使ってこそくすりの効果が発揮されます。「くすりのかたち・しくみ」では、体内でのくすりの動きについての詳しい話や、くすりのかたちにこめられたいろいろな工夫、くすりの効果と副作用、くすりの“飲み合わせ” “食べ合わせ”など、くすりを正しく使うために欠かせない知識・情報を提供しています。
研究者たちは今、どんな方法で、どんなくすりの開発にチャレンジしているのでしょうか?「くすりをつくるー新薬への挑戦―」では、医療の未来に貢献する画期的な新薬の開発に向けた、最前線の取り組みを紹介しています。
「未来くすり館のメッセージ」では、私たち製薬会社は、より安全でより効果の高い新薬を開発し、世界の人々の健康に貢献するとともに、一人ひとりのかけがえのない「いのち」を守ること、それが製薬会社の使命だと認識していることを伝えています。

最後に

当初企画していた大型映像と役者によるライブシアター「新薬開発最前線ストーリー」は、会場スペースなどから残念ながら上演することはできませんでしたが、これまで1年半余りかけて検討したコンテンツが、「体験博覧会」、「ウェブ博覧会」を通じて、多くの方々にご覧いただけたことは、大変良かったものと考えています。
最後に、制作・企画面などでいろいろなアドバイスをいただいた研究開発委員会の方々をはじめ、関係各位に、この場を借りてお礼申し上げます。


会場の様子


会場の様子

(文:広報委員会 医学会総会・博覧会製薬展示プロジェクトリーダー 三谷 久之)

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