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第7回見学会の報告

患者会を招き製薬会社工場見学会を実施

製薬協広報委員会は、2007年9月19日(水)、「患者会との関係構築」と「患者会同士の交流の場の提供」を目的として、製薬会社の工場見学会を実施しました。訪問先は、武田薬品工業株式会社大阪工場です。見学会には、関西を基盤とされている16団体の患者会から、27名が参加しました。

2007/09/30

武田薬品工業(株)大阪工場を見学

見学当日は9月も中旬を過ぎたというのに、35℃の猛暑日となりました。参加者は新大阪駅と十三駅に分かれて集合し、新大阪からはバスで、十三からは歩いてそれぞれ大阪市淀川区に位置する武田薬品工業株式会社大阪工場に向かいました。同工場の創設は大正4年(1915年)と古く、同社の約65%の生産額を占める基幹工場です。

まず、柳所長より工場の概要説明があり、工場紹介ビデオ上映の後、2グループに分かれて施設を見学しました。施設内には数多くの工場棟があり、その中で固形製剤の主力設備である「C-70工場棟」に案内されました。ここでは、原材料の供給から製剤、小分・包装、製品の出荷にいたるまで全ラインをコンピューターによって運転・制御し、自動化されています。

参加者は、工場スタッフの案内を受けながら、(1)原料秤量、(2)製粒・混合、(3)製錠、(4)フィルムコーティング、⑤検査・印刷の工程を見学しました。

1回の製造(1ロット)で約45万錠ができる設備の大きさに、参加者からは「想像ができない量ですね」というコメントが出ていました。また、最終製剤の外観チェック工程では、昔は人の目で1錠ずつ検品されており、そのスピードがベテランのスタッフで7万錠/時であったものが、今では3台のカメラが装着された検査・印刷機によって36万錠/時のスピードで全数チェックが可能になったとの説明に驚きの声が聞かれました。

見学中のみならず、見学後も活発な質疑応答があり、また「製造工程についてわかりやすい説明を受けられて、勉強になった」、「厳しい品質管理の中でくすりが作られていることが実感できた」という声が多く寄せられました。

医薬品の有効性、安全性については患者さんの大きな関心のあるところですが、今回の工場見学会を通じて、医薬品の品質の重要性と、その確保のために製薬会社が日々努力をしていることを理解していただきました。

(文:広報委員会ペーシェントグループ部会 井関修一)

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