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(独)放射線医学総合研究所を見学

患者会を招き医療施設見学会を実施

製薬協広報委員会は、2006年10月16日(月)、患者会とのリレーションシップ構築と患者会同士の意見交換の場の提供を目的として、医療施設見学会を実施しました。訪問先は、国内で唯一の機関として放射線医学に関する総合的な研究開発に取り組んでいる「独立行政法人 放射線医学総合研究所」です。見学会には、関東を中心に活動している14団体20名が参加しました。

広報委員会ペーシェントグループ部会
杉山亜維子

秋晴れで暖かなこの日、東京駅に集合の後、バスにて一時間ほどで千葉県稲毛に位置する「(独)放射線医学総合研究所」に到着しました。同研究所は、放射線医学に関する科学技術水準の向上を目的として1957(昭和32)年に創立され、放射線と人々の健康に関わる総合的な研究開発に取り組んできました。まず米倉理事長より研究所の紹介があり、ビデオ上映の後、2グループに分かれて施設を見学しました。

最先端の医療施設を見学

参加者は、研究所スタッフの案内を受けながら、①世界初の医療用の重粒子線加速装置HIMAC、②重粒子線がん治療装置・治療室、③ポジトロン断層映写法(PET)、④緊急被ばく医療研究センターを見学しました。重粒子線加速装置はサッカー場ほどの大きさがある装置で、この大きな装置が重粒子がん治療を支えています。今回は加速装置の心臓部まで見学を許可され、装置自体の大きさやエネルギーを感じることができました。これまでに2,600名以上が重粒子がん治療登録を終え、多くの症例で症状の改善効果が出ていると報告されています。また、同研究所はPET疾患診断拠点に選定されており、PET-CTなど日本に数台しかない画像診断機器を用いた研究を進めています。併設されている緊急被ばく医療研究センターは、万が一の事故が発生した場合に、被ばく者の受け入れ・診療・長期的な健康調査等を行う施設です。最近では、1999年に茨城県東海村で発生したJCO臨界事故の際に対応した以外は例がないそうで、一同それを聞いて安心しました。

医療技術の進歩に励まされ

「放医研のスタッフの方々の丁寧でわかりやすい説明のおかげで理解が深まった」、「医療技術の大いなる進歩を知って明るい気持ちになった」という声が多く寄せられました。一人でも多くの患者さんが先進の治療を受けられるようになることは皆の共通の願いです。次回は薬剤の研究開発・生産の現場を見学したいという希望も数多くあり、製薬企業への関心の高さも伺えました。

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