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第6回患者会セミナーの報告

近藤房恵助教授迎え患者会セミナー
「慢性疾患セルフマネジメント」をテーマに

 製薬協広報委員会は、5月29日(土)大阪、6月5日(土)東京で、米国サミュエル・メリット大学の近藤房恵助教授を講師に迎え、「慢性疾患セルフマネジメント」をテーマに患者会セミナーを開催しました。

 このセミナーには大阪会場に14名、東京会場に40名の患者会の代表が出席し、米国研修に参加した患者会の代表からの体験報告と近藤助教授による「慢性疾患セルフマネジメント」についての講演が行われ、同プログラムの日本への導入などについて活発な意見交換が行われました。

 同セミナーは、今年2月に製薬協広報委員会が実施した「製薬協・患者会米国研修―慢性疾患セルフマネジメントとアドボカシー体験プログラム」の報告書がこのほど完成したのを機に、米国研修でプログラムの指導に当った近藤助教授を日本に招聘し、1週間にわたって日米の医療制度の違いや慢性疾患セルフマネジメントについて患者会やメディア、会員会社の広報委員などを対象に実施した講演活動の一つとして行われたものです。

 近藤助教授は、「慢性疾患セルフマネジメント」について、患者が医療に参画し、病気を自己管理する技術を習得するもので、慢性疾患に共通する問題を患者同士で学ぶプログラムであると紹介、川で溺れた人に泳ぎ方を教えるようなものと説明しました。

 近藤助教授は、患者がエンパワー(力をつける)すること。また、自分が決めたことに責任を持つことが重要だと述べました。

 また、米国研修に参加した患者会の代表からは、日米の医療制度の違いや米国で訪問した患者会のほとんどが非営利団体で、個人や企業からの寄付、政府の補助金で運営されていること、これら寄付金集めなど資金調達を行うため専従のスタッフを雇い高額の給料を払っていることなどが紹介され、こうした体験を今後の患者会活動に生かして行きたいとの報告がありました。

 これに対し、セミナーの出席者からは、患者会はこれまですべてがボランティアという考えで活動しているが、今後はこうした考え方を改める必要があるという意見が出る一方、現状では会費集めも充分でないため、相談活動やさまざまな支援活動などで会員の患者からお金を取って運営していくのは難しいなどの意見が出されました。

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