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第1回患者会セミナーの報告

患者会との対話の機会持たれる
治験解説用小冊子・ビデオ説明会実

 東京近郊では春一番の強風が吹いた春分の日の3月21日(木)、KKR ホテル東京において患者会の代表(16団体、27名)を招き対話の機会が持たれました。医薬品の研究開発に関する説明、ビデオ「くすりを創る、くすりを育てる~明日の医療をささえる治験」の上映に引続き、予定時間を30分オーバーしたことに気づかない程の活発な対話が交わされました。

 多くの代表の方々から、必要な試験であれば治験には積極的に協力する姿勢が示されました。ただし、患者の意思決定の助けとなる治験そのものと治験薬に関する科学的根拠に基づいた十分な情報提供が前提となる場合です。特に情報の質の担保が重要で、患者誘引の可能性のある表現は避け、試験結果を含む客観的な情報開示が求められました。新聞広告などで治験に対する認知度は急激に高まっているものの、その内容については殆ど患者には理解されていないとの厳しい指摘もありました。また、情報が氾濫し、外国から容易に情報を入手できる時代においては「正しくわかりやすい情報」の提供者としての製薬協、製薬企業の役割の重要性が訴えられました。

3月12日に開催された製薬協政策セミナーと共通するテーマです。

 なかには、欧米に比べて遅れている治療薬の承認状況を変えるべく、機関紙で治験薬の紹介や治験参加希望者への情報提供を行っているグループもあり、メーカーの開発担当者と連携し、インフォームドコンセントのわかりやすい説明文書や患者の視点からわかりやすい表現のアドバイスなどの面でも協力関係が築かれています。

 参加者にとって、「製薬企業は医療の向こう側の存在」であったが、「患者-医療-製薬企業」というトライアングルを創る契機となる今回の意見交換会の試みは素晴らしい、今後は厚生労働省、医師、薬剤師も含めて対話の輪を広げるべきとの意見が出され、心地よい興奮を残して会は終了しました。

(広報委員会ヘルスケアコミュニティ部会 小松崎 隆)

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