イベント・メディア向け情報イベント・メディア向け情報

胃を切った人『友の会』アルファ・クラブ

アルファ・クラブは、胃を手術で切除した患者と医師が一体となって活動する患者会です。同会は昭和57年に結成され、5,000人を超す個人会員と3,700の病院会員を数え、活発な活動を行っています。同会の創設者で、世話人代表の梅田幸雄氏に寄稿をお願いしました。

アルファ・クラブ世話人代表 梅田幸雄

本会の沿革

今、癌で亡くなる人は年間30万人。日本人の2人に1人は癌に罹っているといわれます。また胃癌や食道癌などによる胃切除者は年間20万人を超えるともいわれ、一方では、胃癌により亡くなる人が年間5万人を超えています。

アルファ・クラブは、胃を切った患者と医師が一体となって活動する患者会ですが、(株)協和企画の会長・梅田幸雄が、昭和54年1月、60歳の時に胃癌で胃を亜全摘し、術後、後遺症に苦しんだことから全国の胃切除者に働きかけ昭和57年4月に結成し、企業のボランティアと位置づけ活動しています。

同会長は、手術後、執刀医から「転移も再発の心配もない」と太鼓判をおされましたが、術後は食事のつかえ、嘔吐、腹鳴、腹痛、便秘、逆流、腸閉塞などなど、あらゆる後遺症に苦しめられ、83kgあった体重も43kg(身長171cm)までに減少し、別人のように痩せ細ってしまいました。

そのため、胃切除後の対策に参考となる本を探し求めましたが、まったくなかったのです。それならば、胃を切った人の予後の過ごし方についての参考書を、自らの手で作ろうと、療養を続けながら、長男に背負われるようにして、北は宮城県から南は九州天草島まで、患者さんの実態調査と取材を実施、昭和56年に『胃を切った人の養生学』を出版(本書は、現在22版を重ね、一般向け医書のベストセラーです)。その後、患者さんの要望と多くの医療関係者のご指導・ご支援を受け本会を結成したものです。

世界にも例のない会報

本会は、前述の『胃を切った人の養生学』の読者に呼びかけたところ、忽ち1,000人余りの患者さんが集まったことに端を発し結成され、以来20年間、「医師と患者の話し合い」「患者同士の助け合い」をモットーに、また本会の宣言を「胃を切った人は自らの努力と工夫で、術後の後遺症を克服してゆこう。そして普通の人よりむしろプラス・アルファ元気に長生きしよう」とし、主として次ぎの活動をしています。

会報・月刊『アルファ・クラブ』の発行を通じて、術後の闘病、後遺症に関する情報を提供
会員相互の親睦のためのご紹介
講演会の開催(随時)
個人健康相談(専門医への文書による相談の受付)
単行本「胃を切った人」シリーズの発刊

現在、個人会員は5,000人強、病院会員は3700強を数えています。病院会員の施設では、会報『アルファ・クラブ』が先生をはじめ、看護婦さん、入院・外来患者さんに回覧されており、全国で数万人の方にご愛読をいただいております。なお、本会報は患者さんと医師双方へ向けた、「世界に類をみないユニークな健康ジャーナルである」と、来日される外国の医師かも、高い評価をいただいています。

また、単行本は、今年1月にシリーズ9冊目となる『胃を切った人警戒したい12疾患』を発刊。全冊とも術後療養の参考書・指導書として医療関係者、患者さんからご好評をいただいています。

アルファ・クラブ事務局
〒105‐0004
港区新橋2‐20(新橋駅前ビル1号館907号)
TEL03‐3569‐9531
FAX03‐3569‐9532

このページのトップへ

  • キャンペーン
  • 製薬協ニューズレター メールマガジン登録はこちらから
  • くすり研究所
  • 治験について
  • グローバルヘルス
  • Stop AMR 薬剤耐性に対する製薬協の取り組み
  • APAC
  • くすりの情報Q&A
  • 製薬協のテレビCM