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「患者中心の医療を考える国際シンポジウム2005」開催

「患者中心の医療を考える国際シンポジウム2005」開催
慢性疾患セルフマネジメントプログラムの日本導入に向けて


2005/10/17

「患者中心の医療を考える国際シンポジウム2005」が、10月1日(土)、経団連会館で製薬協主催、厚労省後援で開催されました。米国・スタンフォード大学で開発された、慢性疾患をもった人々が病気と上手に付き合い、自分らしく日常生活をおくることが出来るように支援するためのプログラム「慢性疾患セルフマネジメントプログラム」(CDSMP)の日本導入に向けてのシンポジウムで、特別講演、講演及びパネルディスカッションの三部構成で開催されました。

シンポジウムには、患者会をはじめ医療関係者、メディア、会員会社など約240名が出席しました。

ホルステッド・R・ホールマン氏の特別講演特別講演では、ホルステッド・R・ホールマン氏(スタンフォード大学医学部名誉教授)が「慢性疾患の効果的・効率的なケアに不可欠な患者のセルフマネジメント」と題し、慢性疾患の特徴とセルフマネジメントの必要性、CDSMPのメリットなどについて講演しました。(写真右)

講演では、近藤房恵氏(サミュエル・メリット大学看護学部助教授)が「CDSMPの日本導入に向けての経過と今後の計画」と題し、セルフマネジメント、CDSMPなどについて分り易く説明しました。また、各国でのCDSMP導入事例やその成功例などについて紹介しました。

ホルステッド・R・ホールマン氏の特別講演パネルディスカッション(写真左)では、大熊由紀子氏(国際医療福祉大学大学院教授)をコーディネーターに、京野文代氏(日本IDDMネットワーク)、中野滋文氏(厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室室長補佐)、三村俊英氏(埼玉医科大学教授・同大学病院院長補佐)、伊藤雅治氏(全国社会保険協会連合会理事長)、田中滋氏(慶応義塾大学大学院経営管理研究科教授)、近藤房恵氏、高山暢ニ氏(日本製薬工業協会広報委員会委員長)をパネリストとして迎え、活発な討論が行なわれました。京野氏は患者の立場からCDSMPの素晴らしさと、その必要性について発言しました。中野氏は行政の立場から"健康日本21"を絡めて発言しました。また、田中氏が日本導入の課題として市民活動から政策へのレベルアップが必要で、診療報酬へ組み込む努力が必要と発言したのに対し、近藤氏は診療報酬に組み込まれると"医師の指示"を受ける活動になってしまい、患者でなく医師主導になることに疑問を呈していました。

ディスカッション終了後、製薬協広報委員会CDSMP導入プロジェクトリーダーの籠島鎮男氏より、「日本慢性疾患セルフマネジメント協会」の概要紹介及び参画のお願いがあり、製薬協・市川和孝理事長が閉会挨拶を行い閉会となりました。

(広報委員会コミニュケーションツール部会 岡野清和)

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