福くんのなるほど!くすりの世界

研究者の方に聞いてみた

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福くん

たくさんあるお仕事のなかで、どうして今のお仕事を選んだの?

研究職を目指したのは母親の病気がきっかけでした。私が高校のときくらいから関節リウマチを患っていたのですが、当時はそこまで有効なくすりは多くありませんでした。しかしその後、安全で有効なくすりが次々と登場し、母の症状がくすりの効果によって改善され、とても感動したのを覚えています。
そのとき自分もそんな医薬品を創り出し、同じように困っている患者さんに届けたいと強く思うようになりました。

インタビュイー

福くん

安藝さんは新しいくすりをつくるのがお仕事ってこと?

現在は、「くすりのタネ」とも呼ばれる、くすりの候補となる化合物を見つけて、本当に病気に対して安全で有効そうかどうかを判断する研究をしています。
特に免疫機能の異常が原因となっている疾患について、より有効なくすりをつくれるようみんなで日々努力しています。

インタビュイー

福くんとカプセルくん
福くんとカプセルくん

福くん

「くすりのタネ」って何百万もあるそうだね。ところで、今のお仕事をやっていて嬉しかったことや大変だったことってありますか?

「くすりのタネ」の数は、条件によって変わってはきますが、膨大な数ということに変わりはありません。そんな膨大な数の「くすりのタネ」のなかから本当に有効な作用がありそうなデータが出ると、少しずつ患者さんに近づけているように思えてやりがいを感じます。反面、思っていたような作用が出なかったりするとがっかりしてしまうこともあります。

インタビュイー

福くん

今後、挑戦していきたいことを教えてください。

技術が進歩して、さまざまな抗体医薬品や細胞治療医薬品など、新たなメカニズムの治療薬がどんどん上市される時代になったと思います。有効で安全なくすりが随分増えてきました。しかしながら、患者さんからするとまだまだ不十分なこともあるかと思います。お医者さんを通じて、あるいは患者会を通じてそうした患者さんの声を聞き、今求められているくすりというのはどのようなものであるかもしっかり考えながら創薬研究をしていきたいです。

インタビュイー

福くん

最後にこの記事を読んでいる人に、伝えたいことはありますか?

くすりの飲み方は、これまでの基礎研究や臨床試験等を通じて最も有効なタイミング、量、期間が定められています。せっかく有効なおくすりでも正しい方法で飲まないと効果の減弱にもつながってしまうので、違和感などがある場合はすぐにお医者さんに確認し、自分で判断せず処方された通りに服用してくださいね。 皆さんの希望に応えられるような有効なおくすりが創り出せるよう、これからも皆でがんばっていきたいと思います。

インタビュイー

福くん 福くん

#お話を聞いて…

くすりの候補は、研究や試験の段階で思っていたような効果が出なかったり、安全性の問題が出たりして、そのままくすりになれずに姿を消してしまうことがほとんどだそうです。
お話のなかでも、「一生に一度でも新薬をつくれたらラッキーくらいの確率」とも語られていました。それでも、何度もトライアンドエラーを繰り返すのは、ぼくたち生活者に安全なくすりを届けるため。新薬ができる大変さを改めて知ることができたインタビューでした。
安藝さんをはじめ研究員の方々、よりよいくすりができるよう、これからも応援しています!

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