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「バイオジャパン2019」開催・参加報告
開会式、アジア製薬団体連携会議(APAC)の創薬連携活動、ならびにバイオ医薬品委員会セミナーについて
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バイオ医薬品委員会セミナー

世界的な取り組みとして、生産性の高い生産プロセスの構築を目的に、低分子医薬品に続き、バイオ医薬品の開発・製造プロセスへの人工知能(AI)導入の動きも出てきています。そこで、製薬協バイオ医薬品委員会では、バイオ医薬品の製造へのAIの導入について大学および産業界のそれぞれの立場で議論することを目的として、バイオジャパンにおいて、「バイオ医薬品製造最前線」と題した取り組みを続けています。2019年は第3弾として「~速やかに患者さんに新薬を届けるための次世代バイオ医薬品製造~」を10月10日に開催しました。本セミナーでは、最近話題となっているAIを応用した「スマート工場」に焦点を絞り、スマート工場での開発スピードアップや製造業務効率の改善等の「生産性の向上=時間の効率的な活用」について議論しました。
 神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科特命教授、バイオ医薬品委員会の内田和久技術実務委員長がコーディネーターとなり、現状のオーバービューのあと、立場の異なる4名のプレゼンターから発表がありました。機材提供会社の立場からGE Healthcare Life SciencesのParrish Galliher氏より「Strategies and Technologies for the Future of Biomanufacturing」について、開発製造受託(Contract Development and Manufacturing Organization、CDMO)の立場からはAGC Biologics/Chief Technical OfficerのMoller Kasper氏より「The Future of Monoclonal Antibody Bio manufacturing」について、ユーザーである製薬会社の立場からは中外製薬製薬研究部の柳田哲博氏より「超低コスト生産を実現するためのバイオ医薬品の次世代型工場に向けて ―中外製薬の取組み―」について、最後にBioPhorum Operating GroupのSimon Chalk氏より「Applying GMPs to the Biopharmaceutical Manufacturing Supply Chain - An industry collaborative approach to defining best biopharmaceutical practices which are necessary to ensure the safety of the supply chain」について紹介がありました。
 その後のパネルディスカッションでは、スマート生産システムについて、システムをモニタリングする方法の改善法やデータの収集と適切な判断を行えるITシステムの確立といった具体的な内容について、活発な討論が行われました。2019年は日米欧から発表者が参加し、また、所属の立場も異なる等、幅の広い議論が行われ、参加者も多く盛況な会合となりました(参加者126名)。

 次回の「バイオジャパン2020」は2020年10月14日~16日、パシフィコ横浜にて開催されます。

薬事部長 伊藤 哲史研究振興部長 舛森 弘明バイオ医薬品委員会 技術実務委員長 内田 和久

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