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「2020ライフサイエンス知財フォーラム」
デジタルデータを価値の源泉とする新ビジネスの保護の在り方 ~知財および契約による多面的保護~
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2020年2月14日(金)午後1時から御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区)にて「2020ライフサイエンス知財フォーラム」を開催します。
 Society 5.0 において医療・介護・社会生活の分野でも新たな価値創造が叫ばれる中、2018年のライフサイエンス知財フォーラムでは「AI/ビッグデータがもたらすライフサイエンス革命」を取り上げ、医療現場や創薬へのAI/ビッグデータの利活用の現状と展望および、データ時代における知財戦略等を議論し、好評を博しました。
 昨今、研究開発で得られる膨大なデータの重要性に鑑み、経済産業省は、国が関与するプロジェクトの研究データの共有と利活用を促進する環境づくりとして、「委託研究開発におけるデータマネジメントに関する運用ガイドライン」を策定し、2018年より、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)や国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)等での運用が開始されています。また、がんゲノム医療の実現に向けて、2019年から、「遺伝子パネル検査」の保険適用が認められました。ただし、この検査過程で得られた遺伝子情報とその患者さんの臨床情報のがんゲノム情報管理センター(C-CAT)への登録が条件とされており、集約されたデータの利活用による医療への貢献が期待されています。このように、ライフサイエンス分野ではデータマネジメントの整備がなおいっそう求められています。
 一方で、治療アプリ、特定検診支援アプリ、生活習慣改善支援アプリ、在宅医療支援等、患者さんやアプリのユーザーの状況をリアルタイムでモニターしながら、その状況に応じたさまざまなユーザー支援が可能となってきており、それらの事業化に向けた動きが活発化しています。
 こうした新しいビジネスモデルでは、複数の会社がソフトウエア、デバイスや医療関連サービスを相互に提供し、また、ユーザーとの間でも常にデータが流通・蓄積・活用されます。そのため、従来の製薬産業で主流であった、医薬の有効成分の特許によってビジネスを保護するモデルとは異なり、不正競争防止法上の営業秘密、特許・意匠・商標・著作権等の多様な知的財産権および契約による多面的保護が必要といわれています。
 こうした状況を踏まえて、本フォーラムでは、最近のデジタルデータを活用した企業の新ビジネスの具体例を紹介し、そのようなビジネスモデルにおいて、ユーザーから提供される計測結果の生データそのものの保護や取り扱いに加え、データの2次利活用のあり方と利活用の結果得られた成果の保護と取り扱いについて議論します。産業政策的側面も踏まえて、産官学を代表するみなさんに、垣根を越えて議論していただきます。

医進薬新 夢のメディ神殿 2020スペシャル
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