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「第8回 APAC(アジア製薬団体連携会議)」を開催
―革新的な医薬品をアジアの人々に速やかに届ける―
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挨拶、祝辞

製薬協 中山 讓治 会長
製薬協 中山 讓治 会長

午前8時30分、製薬協の中山讓治会長からの挨拶により、「第8回 APAC」の幕が開きました。中山会長はこれまでのAPACと今回のプログラムの紹介に加え、「政策提言2019」について「医薬品の多面的価値を専門的・客観的に評価する方法、仕組みについて検討する必要がある」との考えのもと、Society 5.0時代のデジタル革命がヘルスケア分野のイノベーションを大きく加速させる現状と、医療・社会保障制度改革に対する製薬協のスタンスを披歴し、この認識をAPAC参加のアジアの方々と共有し取り組みへの相互理解を深めていきたい旨を述べました。
 続いて、国際製薬団体連合会(IFPMA)理事長のトーマス・クーニー氏より来賓祝辞がありました。祝辞要約は次の通りです。

国際製薬団体連合会(IFPMA)理事長 トーマス・クーニー 氏
国際製薬団体連合会(IFPMA)
理事長 トーマス・クーニー 氏

祝辞要旨

過去50年の間に平均寿命は大幅に伸び、天然痘の撲滅、HIVの脅威の軽減等、保健衛生と新薬の貢献によりGlobal Healthは大きな進歩を遂げたが、それを正しく認識する必要がある。がん領域の新薬は大きな成果を上げつつあり、アルツハイマー型認知症の治療薬についても同様の期待がもてる。片や、世界に目を向けると多くの人々が脆弱な保健システム、薬事システムの不備や無知、早期診断や医療従事者の不足等により基本的な医薬品へのアクセスさえままならない状況にあるものの、低・中所得国における医療費支出の伸びが顕著になってきているのは頼もしいニュースである。
 事実、健康分野に投資し、インフラと供給網を改善し、予防と初期治療にフォーカスした地域密着型の健康サービスを広めていくことが長期的に見て健全な社会と人々に大きく貢献する要素である。発展途上にある国において、健康に投資することは人に投資することであり、それは教育に投資することと同義であり国の成長を促すものである。持続可能な資金投入にはデータに基づいたパフォーマンス向上と新しいテクノロジーを評価、計画し吸収していくためのホライゾンスキャニングが効果的で無駄を排除できる方法である。今回のAPACでは持続可能な医療システムについて議論すると聞いている。イノベーションに報いることで新薬を待ち望んでいる患者さんに光明をもたらすことが可能となり、価値に基づいたアプローチこそわれわれ業界が満たされない医療ニーズへ大きな進歩を成し遂げる方法である。
 SDGs(持続可能な開発目標)は持続可能な未来を達成するために他社や利害関係者との協同を欲する。われわれ業界もそのためには安全地帯から抜け出す必要がある。公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)、Access Accelerated、AMR Industry Alliance、Pat-INFORMED、Pandemic Influenza Preparedness(PIP)Framework等、多くのプラットフォームがあり、協同している。

VBH Session

今回より新たなセッションとしてValue-based Healthcare(価値に基づく医療、VBH)をプログラムに組み込みました。基調講演にてヘルスケアのイノベーションを支える新技術と新評価手法等の紹介を行ったうえで、医療技術評価の基本的考え方と、効果的な医療費支出による持続可能なヘルスケアシステムについてパネルディスカッションを行いました。

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