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「2019 ライフサイエンス知財フォーラム」を開催
テーマは「中国における新薬ビジネスと知的財産」
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2019年2月26日にソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区)において、製薬協主催、一般財団法人バイオインダストリー協会後援により、「2019 ライフサイエンス知財フォーラム」を開催しました。中国における創薬関連のR&D活動が活発化し、新薬ビジネスも本格化しつつある今、「中国における新薬ビジネスと知的財産~世界第二の市場での法制度変革と医薬特許~」と題し、中国での医薬品ビジネスや知的財産分野の第一線で活躍する行政を含む有識者のみなさんにより、講演・議論が行われました。当日は約250名の参加者を迎え、医薬品関連の法制度変革を含む急激な環境変化が進む中国の実態等について最新トピックを交えて解説していただくとともに、医薬特許の有効活用について、中国市場へ進出する際の留意点と、中国発の新薬保護という両面から活発な議論が行われました。本稿では、講演内容およびパネルディスカッションの概要を報告します。

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子

大和総研 アジア事業開発グループ シニアコンサルタント 張 暁光 氏
■講演1
中国の一帯一路とライフサイエンスの最新事情
~CHINA+1からCHINA+Nへ~

大和総研 アジア事業開発グループ シニアコンサルタント 張 暁光
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本日は、中国の「一帯一路」のキーワードを中心として、「一帯一路」の定義、背景、実行状況や課題、ライフサイエンスとのかかわり、最後に日本と中国の関係を少しお話ししたいと思います。
 2018年で中国改革開放40周年になり、2019年は中華人民共和国建国70周年となります。最初の30年間は旧ソビエトを手本として歩み、重工業分野では一応のインフラ整備はできましたが、国内闘争が常に繰り返され、文化大革命では国はほとんど発展しませんでした。1978年頃の中国の国内総生産(GDP)は世界シェアの1.5%に過ぎず、国は崩壊寸前でした。そこで、欧米日を手本とした改革開放に舵を切り、今の中国が始まりました。中国の歴史を見るとだいたい100年単位で変化します。建国100年を目指してあと30年あります。これからの30年の方向性は中国にとっても大きな悩みですが、大きな2つの戦略があります。国内的には、地域発展のアンバランスを是正するために大規模なエリア開発を行うこと。対外的には、「一帯一路」が明確な戦略になります。

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