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革新的医薬品創出の担い手に関する調査
―世界売上上位医薬品の起源分析より―
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調査方法

2003年、2008年、2013年および2017年の世界売上上位100医薬品の情報(製品名、売上金額、バイオ医薬品区分等)はIQVIA World Review Analyst(それぞれ、2004年、2009年、2014年および2018年版;IQVIA Inc.)より取得しました。また、各対象医薬品の基本特許情報に関しては、医薬産業政策研究所で保有するデータを利用し、さらに一部の医薬品については新たな調査を加え、発明が行われた時点における医薬品創出企業を創出起源企業と認定しました。
 すべての創出起源企業は、EvaluatePharma(Evaluate Ltd.)の会社分類に基づいて、バイオテクノロジー企業(以下、バイオテック;新規医薬品を開発する会社で、多くの場合、新有効成分含有医薬品(NMEs/BLAs)として開発した製品を数品目販売している企業)[5]とそれ以外(以下、ファーマ;主に製薬ビジネスの基盤が確立している製薬企業)に分類しました(バイオテックとファーマ両方に分類される場合には、ファーマに分類しました。例:Amgen)。なお少数ですが、大学、研究機関、あるいはこれらに所属する研究者が該当する場合があったため、これらはアカデミアとして分類しました。対象医薬品と創出起源企業に関する諸情報も併せてEvaluatePharmaより入手しました。

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EvaluatePharma(Evaluate Ltd.)における定義、“Biotechnology”に基づいており、以下を意訳したもの。A company that is developing novel pharmaceutical products. They typically have very few marketed products and the products they are developing are generally NMEs/BLAs.、NMEs: New Molecular Entities、BLAs:Biologics License Applications.

売上上位医薬品の創出起源企業の内訳と推移

図1に示すように、2003年ではファーマが創出した医薬品が全体の90%近い87製品を占め、バイオテックを起源とするものの比率は、10%未満でしたが、その後の5年ごとの推移を見ると(2017年のみ前調査年より4年経過後)、年を経るにつれてバイオテックが創出した医薬品数が増加し、2017年では、売上上位100医薬品のうち27製品を占めるに至っています。なお、アカデミアを起源とする医薬品数は、各調査年で4~7製品と少ないものの、調査期間を通して微増基調にありました。2017年では、バイオテックとアカデミアを起源とする医薬品数合計の割合は、全体の3分の1を占めていました。

図1 世界売上上位100医薬品を創出した企業分類別製品数の推移
図1 世界売上上位100医薬品を創出した企業分類別製品数の推移

出所:Copyright© 2018 IQVIA. World Review Analyst, IQVIA Pipeline & New Product Intelligence,
Pharmaprojects, Evaluate Pharma, Integrityをもとに作成(無断転載禁止)

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