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「製薬協メディアフォーラム」を開催
テーマは「薬剤耐性に対する日本での取り組み」
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製薬協広報委員会は「薬剤耐性(Antimicrobial Resistance、AMR)に対する日本での取り組み」をテーマに、2017年11月9日に日本橋ライフサイエンスビルディング(東京都中央区)にて「製薬協メディアフォーラム」を開催しました。講演の概要は以下の通りです。

会場の様子
会場の様子

厚生労働省 国際保健・協力室長 梶原 徹 氏
■講演1
 「AMRに対する国際的取り組みと日本政府の取り組みについて」

厚生労働省 国際保健・協力室長 梶原 徹
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AMRの脅威

1928年にペニシリンが発見されて以来、感染症対策は大きく進展しました。しかし、抗菌薬の過剰・不適切使用により、本来は自然界において弱者である耐性菌が増加傾向にあります。抗菌薬は動物(畜産・水産)にも大量に投与され、耐性菌が動物からヒトに伝播している事例もあります。これは世界共通の課題であり、特に中国、米国、ブラジル等で家畜に対する抗菌薬使用量が増えています(2010年)。日本全体の抗菌薬の使用量は、動物向けの使用が全体の60%を占めています(2013年)。
 2000年から10年間のヒト用抗菌薬使用量の変化を見ると、日本を含め先進国の抗菌薬使用量はおおむね減少傾向にありますが、新興国・途上国では増加傾向が目立っていることが懸念されます。
 英国で2016年に発表された「オニールレポート」によると、AMRに対して何も対策を取らない場合、2050年には世界で1000万人の死亡が想定され、現在のがんによる死亡数を超えると予測されています。

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