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「製薬協メディアフォーラム」を開催
テーマは「医療健康分野におけるAI/ビッグデータの活用について」
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ICTを活用したヘルスケア&医療

ICT(Information and Communication Technology)を活用したヘルスケアと医療のパラダイムシフトを起こすステップとして、以下の3点を考えております。

(1)EHR(Electronic Health Record)のネットワーク化の実現
(2)多様なPHR(Personal Health Record)情報の活用とEHRネットワークにつなげる汎用的なPHRの構築
(3)ライフコースヘルスデータの構築

日本におけるEHRの進展

EHRは、電子カルテ情報を取り込み、医療施設間でネットワーク化、情報を共有するシステムのことです。厚生労働省が標準的なシステムとして導入を進めているSS-MIXや、京都大学名誉教授の吉原博幸氏が中心に進めている「千年カルテ」がよく知られています。そのほかにも、地域包括医療や病院間ネットワークがあり、総務省のクラウド型高機能EHR化支援事業によってネットワークの拡大化が進められています。
 日本の現状は、電子カルテの導入が診療所等を含めた全医療機関ベースではまだ3割程度であるものの、EHRの標準化を進め高機能のEHRシステムを構築し、ネットワークのさらなる拡大を図るという段階にきています。

IoTにより取得される医療健康データ

「あらゆるものがIoTによって情報の顕在化が行われる」ことでPHRとして情報を蓄積していくことはすでに可能になってきました。従来測定が不可能であった事象の「見える化」、紙ベースでの記述の「デジタル化」、取得頻度が少なかったデータの頻回、あるいは常時測定、そして家庭生活そのもの(活動、食事、睡眠、排せつ、生活環境等)の情報の可視化が可能になってきました。その中でPHRの活用の多様化が始まっています(図4)。大きく分けると、リアルタイムに情報を活用するものと、その蓄積された情報をビッグデータとして解析し、そのエビデンスを活用するものがあります。まだビッグデータとしての解析や活用は、十分にできていませんが、データの標準化やプラットフォーム化を進め、多くのデータを収集、解析できる体制が必要と考えています。

図4 PHRの活用(目的別分類)
図4 PHRの活用(目的別分類)
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