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「第21回 省エネ・温暖化対策技術研修会」を開催
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4.省エネルギーによるCO2排出削減について

エネルギー使用量の削減によるCO2削減対策については、対策導入メリット(エネルギー費用削減)が対策導入コスト(初期投資費用)を上回る対策であっても、実施されていないケースが少なくありません。
 環境省でこれまで実施しているCO2削減ポテンシャル診断事業の実績では、工場・事業場でおおむね10%以上のCO2削減余地があるという結果が得られています。また、診断を受けた事業所では、蒸気配管の保温強化、ポンプ・コンプレッサの空気漏れの対策、LED等の高効率照明の導入、空調・換気運転時間の短縮、ヒートポンプ式給湯器や潜熱回収型給湯器等のエネルギー効率の高い給湯器への更新等の対策を実施し、着実にCO2排出削減が進んでいます。

5.環境省2018年度概算要求について

環境省では、地球温暖化対策計画の目標達成に向けて、業務その他部門、家庭部門でのエネルギー起源CO2排出削減に向けた施策を中心に、2018年度概算要求を行っています。その中で重点施策に該当する事業の概要については、後述のアドレスに掲載しているので、ご覧ください。

平成30年度環境省重点施策集

http://www.env.go.jp/guide/budget/h30/h30juten-sesakushu.html

オルガノ エンジニアリング本部 ソリューション技術部 エネルギー・環境グループ グループ長 田熊 康秀 氏
■講演3 熱回収ソリューション「水熱利用システム」

オルガノ エンジニアリング本部 ソリューション技術部
エネルギー・環境グループ グループ長
 田熊 康秀
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1.はじめに

年々ニーズが高まる省エネ対策において、「熱」は重要な要素です。工場の排水や冷却水、地下水等が持つ「水の熱」が有効利用されることなく捨てられている点に着目し、それを回収利用する熱回収ソリューション「水熱利用システム」を提案しています。

2.視点を変えた熱回収システム

水熱利用システムは、各種事業所で有効利用されずに捨てられている「水の熱」を回収利用する省エネシステムです。従来とは異なる技術や検討プロセスにより、視点を変えた熱回収システムを構築し、事業所内の熱利用にかかわるエネルギーの大幅な削減が可能となります。導入実績における平均年間削減率は、エネルギー使用量52%、CO2排出量53%となっています。

(1)低温側から高温側への熱移動

ヒートポンプ技術を用いることにより、従来から広く用いられている熱交換器とは異なる「温度の低温側から高温側」への熱回収が可能となります。たとえば、従来では利用価値のなかった20~30℃程度の排水から熱を回収利用し、温水を高効率で供給することができます。

(2)温・冷水同時供給

本システムは、水から熱を吸熱することで冷却することができます。そして、その冷却熱を用いて加熱を同時に行う『温・冷水同時供給』を可能とするため、従来を大きく上回る総合COP(熱源機の成績係数)で加熱・冷却を行い、大幅なエネルギーコストの削減ができます。

(3)独自のシステム検討プロセスツール

工場内で使用されている熱と水の情報(水温、水量、熱源、用途、使用場所等)をヒアリングして、当社独自の「熱マップ」を作成します。この熱マップにより、省エネ効果が最大限発揮できるシステムを検討することができます。

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