製薬協について 製薬協について

Top News | トップニュース

最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前 pdf
182号タイトル
top_news
前へ12345次へ
「医療情報データベース利活用シンポジウム」を開催
line03 line03 line03
猪俣 聡美 氏

1. MID-NETの本格稼働(平成30年度)に向けた準備状況
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 医療情報活用推進室 猪俣 聡美
line03

猪俣氏より、MID-NETの概要、進捗状況および仕組みについての説明がありました。 MID-NETを構築するにあたり、特にデータの品質を重視している点、精度を担保した結果値データを確保するため、一定の基準で選定した検査項目から優先的にデータ精査・標準化を実施している点のほか、公表予定のオープンデータのイメージが紹介されました。MID-NETの利活用の流れでは、利活用者はPMDAが設置するオンサイトセンターで解析等を実施することになるとの説明がありました。最後に、MID-NETの本格稼働後の利活用ルールは公表間近である等、今後のスケジュールについても紹介されました。

山田 香織 氏

2. MID-NETの利活用の流れについて
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 医療情報活用推進室 山田 香織 line03

山田氏より、製造販売後データベース調査において、MID-NETを利活用する場合に想定される流れについて説明がありました。特に承認審査過程において、製造販売後に引き続き検討すべき安全性検討事項、追加の安全性監視活動を実施する場合の調査目的、リサーチクエスチョンの明確化がより重要になるとのことです。また、2016年度に実施したMID-NETを用いた試行的利活用事例として、「コデイン含有製剤の処方実態及び呼吸抑制の発現リスクの評価」、「ランマーク(R)皮下注120・による重篤な低カルシウム血症に対する安全対策措置の影響調査」の結果が紹介されました。MID-NET利活用に関するガイドラインの公表、疫学相談受付開始、MID-NETに関する説明会等のスケジュールにも言及されました。

錦野 理絵 氏

3. PMSにおけるJMDC Claims Databaseの利用可能性について
日本医療データセンター データソリューション事業部長 錦野 理絵
line03

錦野氏より、日本医療データセンターのJMDC Claims Databaseは健康保険組合加入者のIDで台帳、レセプト、健診情報を連結したデータ項目を有するデータベースであるとの説明がありました。JMDC Claims Databaseの強みとして、Population-based(健康保険組合ごとのデータ)であるため選択バイアスが少なく、広く対照群の設定が可能である点と、Patient-based(一連の患者データ)であるため他院での治療状況、転院後の追跡が可能である点の2点が紹介されました。一方、JMDC Claims Databaseの弱みについては、健康保険組合ベースであることから75歳でデータが打ち切りになる点等が挙げられました。また、曝露とイベント、適正使用、検査実施状況の検証を行った安全性関連業務におけるJMDC Claims Database利活用事例が紹介されました。

前へ12345次へ
最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前

このページのトップへ