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「定例会長記者会見」を開催
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主な質疑応答

質疑応答の様子

質疑応答の様子

Q1 現在、新薬創出・適応外薬解消等促進加算の対象となっている新薬が本当にイノベーティブで創出加算を受けるに値するのかという議論があると思うが、それについてはどう考えているか?
A1 新薬創出・適応外薬解消等促進加算という名称から、一部誤解があると思われる。この制度は、個々の製品の革新性を評価しているものではなく、それぞれの製品の革新性についての評価は、薬価収載時に算定ルールに基づいて行われている。そこで算定された薬価について、特許が切れるまでは維持していく一方で、特許が切れた時には猶予された部分を合わせて薬価を下げて、また、ジェネリックの促進策により、大きくジェネリックに置換えていくという、この制度全体を指しているものとご理解いただきたい。
 
Q2 新薬創出・適応外薬解消等促進加算によって薬価が高く維持された部分の利益については、それをもってイノベーティブな医薬品を創ってほしいというのが世の中の要望と考えるが?
A2 新薬創出・適応外薬解消等促進加算制度が試行された2010年以降、まず、ドラッグ・ラグが解消されている。開発要請・募集が330以上あった未承認薬・適応外薬の80%以上が現在までに承認取得済で、残りのものも申請または臨床開発中である。また、2010年以降、日本において実施されている臨床試験の数も伸びている。つまり、この制度の施行後、日本における新薬の数は順調に伸びているほか、ドラッグ・ラグ、未承認薬・適応外薬の解消が大きく進んでおり、この制度自体が製薬産業に対する大きなインセンティブのある制度となっているということがいえる。
 
Q3 製薬企業に対しイノベーティブな新薬を創出してほしいとの期待の一方で、中医協で製薬企業の利益率が高いという指摘もある。そうした考え方についてコメントは?
A3 製薬各社は、得られた収益の中から各社の考え方に基づいて長期間にわたるハイリスクな投資を決断している。それが新薬の承認の個数や小児適応の拡大等の結果となり、患者さんに対する医療的便益となっていることについてはもっとステークホルダーの方々の理解を得ていかなくてはならないと考えている。しかしながら、われわれはリスクを取りながら、競争の中で価値ある新薬を創り出していくという自負と覚悟がある。また、世界的な医療費高騰という流れの中でどういう貢献ができるのかということも考えている。革新的な医薬品がもたらす社会的・経済的な価値については、われわれの考えをしっかりと伝えられるよう、政策研とも協力しながら新たなデータ等も出していきたい。
 
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