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「バイオジャパン2016」が開催
開会式、アジア製薬団体連携会議(APAC)の創薬連携活動、ならびにバイオ医薬品委員会セミナーについて
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バイオジャパン2016が2016年10月12〜14日にパシフィコ横浜で開催されました。2016年から再生医療Japan 2016が併催され、展示会会場は2011年に比べて2.5倍の規模となり、多数のセミナーやアカデミックシーズ発表会、バイオベンチャー中心の発表の場が企画されました。製薬協も主催団体の1つとして参加し、製薬協会員会社の多くの方々が発表するとともに、多くの会社・団体がアライアンスブースを出展し、アカデミアやベンチャー等と面談するなど、活発な交流が行われました。2016年、製薬協ではアジア製薬団体連携会議(APAC)の創薬連携に関するセミナーおよびバイオ医薬品委員会セミナーを企画するとともに、アジアからの参加者と意見交換の場を設けて活用しました。

バイオジャパンはわが国の国際バイオ総合イベントであり、2016年で18回目を迎えました。バイオインダストリー協会を中心に、製薬協を含めた9団体からなる組織委員会による主催で、多数のセミナーやアカデミックシーズ発表会、バイオベンチャー中心の発表の場を通して活発な交流がありました。過去最大規模とのことで、アカデミア、バイオベンチャー、バイオクラスター、行政関係者、製薬・化学・食品などの各企業などから多くの参加がありました。出展・パートナリング参加団体は 886を数え、これらにより約7500件の面談が組まれ、アジア最大のパートナリングイベントとなりました。初日の開会式に続いて、先端医療振興財団理事長の本庶佑氏を含む3名の基調講演が行われました。

アジアにおける事業開発パートナリング会場の風景(「バイオジャパン2016」初日)

アジアにおける事業開発パートナリング会場の風景(「バイオジャパン2016」初日)

開会式ならびに基調講演

主催者団体を代表して製薬協の畑中好彦会長の挨拶の後、経済産業省商務情報政策局長の安藤久佳氏、神奈川県知事の黒岩祐治氏、横浜市副市長の渡辺巧教氏、川崎市副市長の三浦淳氏の祝辞に引き続き、3つの基調講演がありました。
 本庶氏は、「免疫学の復権」と題し、偶然見いだしたPD-1分子について、細胞死ではなく自己免疫に関係する因子であり、PD-1遺伝子がないマウスではがん(tumor)が増殖せず、PD-1を抑えることによりヒトでもがんを抑える可能性があることを見出したこと、その後、どの日本の製薬企業も興味を示さなかった中で、最終的にアメリカのベンチャー企業と小野薬品工業の共同研究という形で新しい抗がん剤(PD-1抗体)ができたことに言及しました。このPD-1抗体は正常細胞には作用せず、投与終了後も効果が持続する等、がん治療のパラダイムシフトを実現しつつあります。現在、PD-1分子の関連経路も併せて抑制することで効果を増大させる研究を行っています。

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