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「製薬協メディアフォーラム」を開催
テーマは「グローバルヘルスにおける日本の貢献を探る」
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官民連携も最近では活発になり、2012年には顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases、NTDs)10疾患を2020年までに制圧するための過去最大の国際的官民パートナーシップとして「ロンドン宣言」が採択されました。さらに2013年には、途上国における感染症に対する新薬開発に資する基金として世界初の官民パートナーシップである公益財団法人グローバルヘルス技術振興基金(Global Health Innovative Technology Fund、GHIT Fund)が設立されました。そして本年、伊勢志摩サミットが開催され、ここでも「国際保健のためのG7伊勢志摩ビジョン」が発表されました。これらの礎になったのがやはり橋本イニシアチブであり、日本がリーダーシップをとってきた分野であるといえます。
 伊勢志摩サミットは、2030年までの国連の新たな開発目標である持続可能な開発目標(SDGs)が採択されてから初めてのサミットでしたが、その中で「国際保健のためのG7伊勢志摩ビジョン」が発信され、SDGs達成を見据えた政治的・具体的コミットメントがされたことは大きな成果であったといえます。
 同ビジョンの4つの柱は以下のとおりです。

(1) 公衆衛生上の緊急事態への対応強化のための国際保健の枠組みの強化
(2) 強固な保健システムと公衆衛生危機へのより良い備えを有したユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成
(3) 薬剤耐性(AMR)対策の強化
(4) 研究開発とイノベーション
 このビジョンに掲げられた具体的な方向・政策がG7各国や多くのステークホルダーの協力・協働により実行されていくことが重要であり、それが達成されたときに初めてSDGsが達成できるものと考えています。

2.国際保健分野(感染症)における日本の取り組み

日本政府は伊勢志摩サミットの直前に、図3に示した国際保健機関に対して新たに約11億ドルの支援を表明しました。日本が国際社会へ示す力強いメッセージであったと思います。そして、塩崎恭久厚生労働大臣肝煎りのAMR対策が進められています。日本では、WHOのAMRグローバル・アクションプランに基づき、本年4月にAMRアクションプランが発表されました。

図3 国際保健分野における日本の貢献
図3 国際保健分野における日本の貢献
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