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市民・患者とむすぶ

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第3回 患者団体アドバイザリーボード」を開催
「製薬協 産業ビジョン2025」などについて意見を交換
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世界に届ける創薬イノベーション

「製薬協 産業ビジョン2025」のメインフレーズは、「世界に届ける創薬イノベーション」です(図1)。私たちは、なによりも先進創薬を追求し、創薬イノベーションを実現することによって、次世代医療を牽引していきます(ビジョン1)。そして、世界中の患者さん・ご家族に革新的な新薬を届けます(ビジョン2)。新薬創製を通じて、日本の製薬産業は高付加価値産業として日本経済をリードする存在となることで、そのプレゼンスを高めていきます(ビジョン3)。さらに、これから日本が目指していく「健康先進国」の実現を支援していきます(ビジョン4)。また、すべての活動の前提として、志を高く持ち、ステークホルダーのみなさんに信頼されるための努力を惜しまず、その期待に応えられるよう取り組んでいきます(ビジョン5)。その中で今回はビジョン1とビジョン4について詳しく説明します。

図1 「製薬協 産業ビジョン2025」
図1 「製薬協 産業ビジョン2025」

先進創薬で次世代医療を牽引する 〜P4+1医療への貢献〜(ビジョン1)

科学技術の進歩によって、遺伝情報や疫学のデータに基づき、すでに発症している病気の診断や治療だけでなく、発症前の診断や薬の効果と安全性の予測など、予防医療、先制医療の重要性がこれまで以上に高まると考えられます。このような概念はアメリカにおいて2010年頃からP4医療として提唱されています。それは、遺伝要因・環境要因による個別化=Personalized、遺伝子情報・バイオマーカーによる精密な予測=Predictive、精密な予測に基づく予防的介入=Preventive、患者個人による情報の理解と医療への参加=Participatory、この4つの頭文字のPを取ってP4医療です。私たちはこのP4に既存技術の高度化・融合等による医療の質や効率の向上・進歩=Progressiveをプラスし、P4+1(ピーフォープラスワン)医療として次世代医療の概念を定め、この実現に向けて貢献することを、ビジョン1に掲げました。
 その実現に向けた戦略のポイントは4つあります。
 1. 医療データベースの構築と創薬応用に向けて政府、アカデミア、医療機関、そしてデータを提供くださる患者さんなどへの働きかけ。
 2. バイオ医薬品や再生医療などの個別化医療薬創出に向けた先進創薬への取り組み。
 3. 業界内および関連する多業種との連携による技術やノウハウを融合させ、より多くの新薬を創り出せるように創薬生産性を向上させること。
 4. 制度面からの取り組みとして、たとえばアンメット・メディカル・ニーズが高い疾患治療薬の承認制度の充実や、研究開発を促進する税制に関する提言や働きかけを行うこと。
     

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