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「定例会長記者会見」を開催
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国際展開の推進とグローバルヘルスへの貢献

(1)国際展開の推進

昨年、厚生労働省が発表した「医薬品産業強化総合戦略」、「国際薬事規制調和戦略」、「PMDA国際戦略2015」について、官民一体となった推進が必要と考え、業界側からも積極的に協力・支援していきます。
 具体的には、4月に開催したアジア製薬団体連携会議(APAC)を通じ、アジア各国における新薬の審査システムの改革を促し、産業界からの要望も含めた議論を行うことや、厚生労働省と独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が、薬事規制調和の推進に向けて行う二国間定期協議に積極的に参加すること、ならびにPMDA国際化戦略の目玉として、4月にスタートした「アジアトレーニングセンター」事業におけるGMP(医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準)査察関連研修に、製薬協会員会社の施設を提供し、各国査察官の能力向上に貢献します。
 また、国際協調の点では、知財を含むグローバル課題の解決に向け、国際製薬団体連合会(IFPMA)、米国研究製薬工業協会(PhRMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)といった海外業界団体との協調や、世界保健機関(WHO)、世界貿易機関(WTO)、アジア太平洋経済協力(APEC)等の国際機関等との連携を強化していきます。

(2)グローバルヘルスへの貢献

グローバルヘルスの概念は、世界の常識・課題として、G7伊勢志摩サミットにおいても議論される予定と聞いています。 私たちはこうした保健課題に対して、各ステークホルダーと連携し、これまで培ってきた新薬開発にかかわる技術力や経験等のアセットを活かして解決に努め、世界の保健医療の向上に貢献してきました。
 今後もこのような活動を継続するとともに、昨今、国際的に脅威となる感染症を中心とした重要かつ喫緊の課題に対して製薬産業がより適切に貢献できるよう、政府等への働きかけ・協力を行います。
 今後、日本が議長国となるG7保健大臣会合だけでなく、G20会合においても、日本が積極的な役割を果たしていくことが求められており、このような機会を活用しながら、製薬協および製薬協会員会社のグローバルヘルスへの貢献活動を推進していきます。

まとめ

私たちは新薬の開発を通じて社会へ貢献し続けます。そのためにイノベーションが適切に評価される仕組みづくりに対して提言を行います。同時に、ステークホルダーの方々と対話を重ねることで、医薬品へのアクセスと持続可能な保健医療制度との両立を目指します。

主な質疑応答

Q1
現在の製薬産業を取り巻く環境の変化をどのように捉えているか。課題に対してなにができるのか。

A1
医療費抑制策が政治課題となっており、新薬創出コストもますます増加しているなど、製薬産業にとっては厳しい状況ではある。一方で、新薬マーケットの需要は今後とも伸びていく方向であり、先駆け審査指定制度など、イノベー ションをいち早く患者さんに届けようとする国の施策も進んできており、追い風の部分もある。チャレンジングではあるが、製薬産業としての提言、ステークホルダーとの対話を重ねながら、このような追い風を理解したうえで投資を考えていくことになる。製薬協としては、予見性が高いマーケットの創出等、環境整備に貢献してい。く


Q2
「革新的医薬品」の考え方はわかるが、医療費抑制の流れの中でどのように訴求していくのか。

A2
日本のみならず世界共通で直面している最も大きな課題である。イノベーションのインセンティブを阻害するものであってはならず、革新的価値の高いものへのアクセスを確保するために価格を下げるだけでよいということではない。 全体の議論の中で解決していくべき課題である。


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