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国内製薬企業の低分子化合物特許の公開件数の推移
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最後に、図4で示した「受容体・酵素・その他標的」の3タイプの創薬標的を、「Gタンパク質共役受容体(G Protein- Coupled Receptor、GPCR)・核内受容体・キナーゼ・プロテアーゼ・エステラーゼ・イオンチャネル」の具体的な6タイプの創薬標的に分類し、2000年以降の公開件数と創薬標的数を集計し、公開特許の創薬標的のトレンドについて調査しました。表1に示すように、2000年以降の公開件数のトップは、2008年のキナーゼを除いてGPCRでしたが、近年ではキナーゼがGPCRと差のない位置を確保しており、2000年代前半に見られた差はないことがわかりました。GPCRは2003年にピーク82件でしたが、2014年は30件にとどまっており、キナーゼも2008年にピーク64件であったのに対し、2014年は24件と減少しました。2000年代前半は核内受容体の公開件数が目立っていましたが、近年ではイオンチャネルの公開特許が確認され、第3位の創薬標的は、年次推移とともに変化していることがわかりました。一方、創薬標的数は、公開件数同様にGPCRが2000年以降トップでしたが、2006年の31種をピークとして標的数は減少し、2014年ではキナーゼとほぼ同等の16種でした。近年では、プロテアーゼとともにイオンチャネルが10種前後の創薬標的数を維持しており、キナーゼに続く順位となっていることがわかりました。

表1 国内内資系製薬企業の創薬標的分類における公開件数・創薬標的数の推移(2000~2014年)

表1 国内内資系製薬企業の創薬標的分類における公開件数・創薬標的数の推移(2000~2014年)
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