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製薬協 産業ビジョン2025
世界に届ける創薬イノベーション
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ビジョン3
『高付加価値産業として日本経済をリードする』

資源が乏しく、また人口減少社会を迎えた日本にとって、科学技術や知的財産に立脚した国づくりが重要であり、なかでも製薬産業には高付加価値産業の代表として従来以上に日本経済を牽引していくことが期待されています。さらに、高付加価値産業としての存在感をいっそう高め、国や社会に重要な貢献を果たすことで、魅力ある産業として人材・技術・資金が集まり、成長の好循環を生み出すことが期待できます。
 製薬協は、会員会社それぞれが研究開発の合理化、多種多様な連携、経営の効率化等を通じて生産性を高めることを目指します。その結果、ビジョン1で述べた革新的な医薬品の創出、ビジョン2で述べたグローバル展開をいっそう推し進めることで、日本の経済成長に貢献し次代の日本を担う付加価値の高い産業となるべく、「高付加価値産業として日本経済をリードする」ことをビジョンとして掲げました。
 革新的な医薬品は、今まで以上の研究開発の合理化と、健康増進に関連する国内外、製薬産業内外の様々な企業や団体との多種多様な連携を通じて創薬イノベーションが起きることで創出されます。こうした連携の結果として、創薬の研究開発の規模はさらに拡大すると見込まれます。一方、経営においては、よりいっそうの効率化を実施し、研究開発投資に向けた原資を確保していく必要があります。
 国内製薬企業のグローバル展開においては、現有の医薬品と今後創出される革新的な医薬品によって海外展開を加速し、そこで得られた収益を国内外での新たな投資に還元していきます。海外製薬企業もまた日本の市場を重視し、世界の革新的な医薬品を日本でいち早く上市することで、日本市場での売上を拡大するとともに医薬品のアクセス向上に貢献します。

補論2
『企業規模・再編に対する考え方』

研究開発型製薬企業にとって、製品特性の変化と開発費の高騰が大きな脅威となっています。このような中、事業規模の拡大や領域単位での事業連携、スペシャリティー領域への特化、他分野への転進等の選択肢が生じています。製薬企業は、ステークホルダーの意向を踏まえつつ自ら最適解を求め、決断していきます。

ビジョン4
『健康先進国の実現を支援する 〜心おきなく健康で長生きできる社会に〜』

世界各国の平均寿命が延び続け、そのなかでもトップを走る日本社会の将来に世界が注目しています。健康先進国とは、「すべての人が安心して生き生きと活躍し続けられるように、様々な暮らし方、働き方、生き方に対応できる国(厚生労働省「保健医療2035提言書」2015年6月)」であり、健康寿命が延伸するだけでなく、その恩恵を受けた人々の積極的な社会参加が進むこと、また医療や介護等にも積極的に参加し納得性のある選択を行うことで、より質の高い人生を送ることが可能な社会であると考えます。
 製薬協は、健康先進国の実現に製薬産業として貢献したいと考え、「健康先進国の実現を支援する〜心おきなく健康で長生きできる社会に〜」をビジョンとして掲げました。
 私たちは、患者参加型医療の推進に寄与し、より質の高い人生を送ることができる社会を目指すとともに、社会保障制度の持続可能性を高めることに貢献します。
 患者参加型医療の推進にあたっては、国民や患者さんのヘルスリテラシー向上が課題です。製薬協および製薬協会員会社は公的機関による医療情報の発信への働きかけや難病・希少疾患および小児領域に関する治験を中心とした情報提供の充実に取り組みます。
 日本の社会保障制度については、その将来にわたる持続性を考えたとき、保険給付範囲の適正化等の改革は不可避と考えられます。薬剤費についても例外ではなく、限りある資源をより有効に活用し社会保障制度の持続可能性を高めるという観点から、重点化と効率化という二つの考え方に沿った給付のあり方の見直しが必要と思われます。
 製薬協は医療の一翼を担う者として、2025年の医療の姿を見据えたうえで、社会保障制度の持続可能性と、革新的な医薬品の創出およびアクセスの両立を可能にする薬剤給付と薬価のあり方について検討・提案し、その実現を各界に働きかけます。

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