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バイオ医薬品(抗体医薬品)の研究開発動向調査
— 適応疾患と標的分子の広がり−
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これに対し、開発中の抗体医薬品488品目の適応疾患を調査[4]した結果が表1です。適応疾患としては依然としてがんと関節リウマチが上位を占めているものの、上市品では品目数が少ない感染症や喘息を対象とした抗体医薬品開発も多く行われています。さらに、これら以外の疾患にも開発は広がっており、アルツハイマー病や糖尿病、COPDや片頭痛など、新たな疾患に対しても抗体医薬品の開発が取り組まれているのが分かります。

mark [4]
調査方法:Pharmaprojectsのデータベースを用い、図2で抗体医薬品として分類した開発品目からバイオ後続品を除き、Disease Statusが開発ステージにて進行している疾患を抽出し、集計した。複数の適応疾患にて開発が進められているため、表1の開発品目数の総数は、488を上回る

表1 開発中抗体医薬品の適応疾患

表1 開発中抗体医薬品の適応疾患

注:固形がんと血液がんは、がんの内訳を示す。開発品目数が4以上の疾患を抽出した。
出所:Pharmaprojectsをもとに作成

また、特許庁の「平成26年度 特許出願技術動向調査報告書」[5]において、抗体医薬品の適応疾患別出願件数の推移が調査されています。
 特許出願件数は、がん、自己免疫疾患、感染症やこれら以外の疾患において、いずれも増加しています。比率としては、がんが増加し、自己免疫疾患および感染症は減少していますが、神経疾患など新たな疾患領域での抗体医薬品の特許出願が増加してきていることがわかります(図3)。

mark [5]
特許庁「平成26年度 特許出願技術動向調査報告書(概要)抗体医薬」 https://www.jpo.go.jp/shiryou/pdf/gidou-houkoku/26_11.pdf (参照:2015/08/25)
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