製薬協について 製薬協について

Topics | トピックス

最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前 pdf
171号タイトル
トピックス画像
前へ1234567次へ
製薬企業におけるReal World Dataの活用
ー医療情報データベース利用の現状

2015年度タスクフォース3「RWDの活用」
line03 line03 line03

医療情報データベースには大きく分けて、医療(病院や薬局)の経営管理を目的としたデータベースと診断や治療など臨床目的のデータベースとがあります。DPC[2]を含むレセプト(診療報酬の明細書)など、保険償還に関連するデータは前者、オーダリングや検査結果など臨床上必要なデータが後者にあたります。データベース利用経験のある24社および利用予定の4社で最も多く使用されていたのは保険レセプトデータベースであり、次いで病院ベースのDPCを中心としたレセプトデータベース、調剤レセプト、病院臨床データ、レジストリの順でした(図3)。利用目的によるデータベースの種類の差はみられず、1つのデータベースがさまざまな目的で利用されている様子が示唆されました。

mark [2]
DPC:Diagnosis Procedure Combinationの略。診断分類別包括評価を導入している病院で主に入院患者の診療報酬算出に用いられるデータ

図3 使用した、または使用予定のデータベースはどれにあてはまりますか?(n=28、複数回答可)

図3 使用した、または使用予定のデータベースはどれにあてはまりますか(n=28、複数回答可)

医療情報データベースを用いて得られた結果は、社内での利用にとどまりません。得られた結果を「一度でも外部に何らかの形で公開したことがある」と回答した会社は19社(79%)でした(図4)。医薬品の承認を受けるために規制当局とやりとりをするなかで、質問を受けた際の回答として当局にのみ公開したことがある会社もありましたが、利用経験がある24社のうち、半数は学会発表や論文で結果を公表した経験がありました。

前へ1234567次へ
最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前

このページのトップへ