製薬協について 製薬協について

Topics | トピックス

最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前 pdf
171号タイトル
トピックス画像
前へ1234次へ
「グローバルヘルスってなんなんだ!」を開催
グローバルヘルスはもはや常識となる?
line03 line03 line03

2015年10月21日、製薬協の会議室にて製薬協会員会社など70名余が参加し、国際委員会主催セミナー「グローバルヘルスってなんなんだ!」を開催しました。業界の重要テーマの1つである“グローバルヘルス”について討議が行われました。本セミナーは製薬協会員会社のなかでグローバルヘルスに少なからず興味・関心をもつ方々が、これまで漠然としていたグローバルヘルスへのイメージを大きく膨らませ、少しでもはっきりとした輪郭をもてるような機会にすること、そして今後、各企業でグローバルヘルスにかかわる活動を担える人材の育成のきっかけとなることを目的として企画されたものです。以下に、当日のセミナーの様子を紹介します。

セッションの様子
セッションの様子

1. グローバルヘルスと人材育成
  [平手晴彦 国際委員会 委員長 挨拶]

グローバルヘルスという単語はカタカナの表記になっています。日本語で表現できれば理解がより深まるのですが、よい日本語訳がなかなか見つからなく、直訳すると「国際保健」となりますでしょうか。しかし、この言葉もニュアンスが違う印象でしっくりきません。このこと1つをとってもグローバルヘルスに対する理解にまだバラつきがあることを示しています。グローバルヘルスはこの業界に身を置くものとして、知識として必須のものです。私は国際委員会の活動を「国際協調」、「国際展開」、「国際貢献」の3つの側面で捉えていますが、3つの部会のうちグローバルヘルス部会は「国際貢献」を具体的に表現する任務をもったチームです。ところで国としての日本はというと「国際貢献」は上手ではない、やったことに見合った評価を十分に得られていないというのが率直な感想です。これは日本の文化に起因するのか、極めてアピール下手だったといえるでしょう。アピールも踏まえて日本がどういう貢献をすればよいか、これからはモノの支援もあるがヒトが鍵を握っていると考えます。人材育成は“将来”につながるものであり、日本らしさを発揮できる方法論だと思います。支援相手国の“将来”の発展に真に寄与するような貢献を考えるべきでしょう。最近は日本も変わりつつあると感じています。阪神・淡路大震災や東日本大震災後にはボランティアが多く支援に駆けつけました。日本にもボランティアの文化が根づきつつあります。日本も成熟しグローバルに踏み出す段階にきていると実感しています。もちろん「国際貢献」は簡単ではありません。ビジネスを全面的に意識したら難しく、一般的な寄付と捉えると持続性に欠けるリスクがあります。まずは各国の人々の“将来”に視線を向けることだと考えます。そのために、会員会社一社一社の情報共有と全体としてのチームワーク作りに併せて取り 組んでいきたいと思います。

前へ1234次へ
最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前

このページのトップへ