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売上収益の動向から見る国内製薬産業
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2014年度における26社の売上高合計は、約9兆4300億円となり、前年度の実績に比べて700億円強、0.8%の微増でした。調査した2007年度以降、売上収益の伸びは減速基調でしたが、2011年度を底に上昇に転じ、2013年度には対前年度比約10%増と好調な伸びを記録していただけに、売上収益力に急ブレーキがかかったことが強く印象付けられました。
 対前年度比で減収となった会社数の推移を見ますと、2014年度には26社中14社と2008年度以降、初めて過半数の会社が減収となったことから(図2)、前述した売上収益性の減速は、製薬産業を取り巻く事業環境の変化が、例年になく大きな影響を及ぼした結果と考えられました。

図2 対前年比売上高増減収会社数推移

図2 対前年比売上高増減収会社数推移

出所:決算短信

決算短信から読み取る売上収益影響要因

製薬協に加盟する会員各社においては、最近では事業セグメントの多様化が見られ、各社ごとにその業績を左右する要因は多岐にわたる可能性があります。決算短信中、経営成績を分析する目的で要約される業績の概況の記載は、かなり大局的なため、各社の業績に対する影響をうかがい知る情報源としては、網羅性の面で物足りないものの、大きな傾向を知るうえでは十分と判断しました。そこで、26社の決算短信に示された売上収益実績に関する個々の分析の結果を検討したところ、図3に示すように、いくつかのキーワードにまとめることができました。

図3 業績に対する影響要因

図3 業績に対する影響要因

出所:決算短信

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