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「製薬協メディアフォーラム」を開催
予防接種の有効性と安全性~知るワクチンから始めよう
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表4 肺炎球菌のサーベイランスとワクチンの変遷

表4 肺炎球菌のサーベイランスとワクチンの変遷

3) 日本脳炎

2005年に、日本脳炎ワクチンを接種後に急性散在性脳脊髄炎を発症した患者さんが報告され、厚生労働大臣により健康被害救済制度の認定がなされました。その患者さんの病状が重症であったこともあり、ワクチン接種の積極的勧奨の差し控えが行われました。その後、製造方法の異なるワクチンが製造販売承認され、感染発症の重大性に鑑み、2010年からは以前のように積極的勧奨が再開されたという経緯があります。
 日本脳炎ウイルスは毎年活発に活動しています。厚労省の事業である感染症流行予測調査事業により、全国約35の自治体(地方衛生研究所)でブタの抗体保有状況調査が行われており、速報として国立感染症研究所のホームページに公表しています。
 急性脳炎や急性脳症は、日本脳炎ウイルス以外に、インフルエンザウイルスやヘルペスウイルスによるものなども多く、診断した医師は全例を届け出ることが義務付けられています。厚生労働科学研究班(研究代表:多屋馨子)を組織し、原因不明の症例についてその究明の検討が行われています。

4) B型肝炎

B型肝炎ウイルスの母子感染予防に関しては、生後すぐにB型肝炎ワクチンとHBグロブリンをセットで接種する体制ができ上がっています(図3)。また、父親や祖父母などからの水平感染も見られることなどから、厚労省で定期接種化の議論が進んでいるところです。

図3 母子感染予防

図4 母子感染予防
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