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「製薬協メディアフォーラム」を開催
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日本では2013年4月に世界初の官民パートナーシップによるグローバルヘルス技術振興基金(Global Health Innovative Technology Fund、GHIT Fund)が世界の最貧困層のNTDsと三大感染症へ貢献するために設立され、設立以来の助成金額は2012年の世界全体のPDP資金提供額の8%以上に相当しています。
 最後に各国のNTDsと三大感染症の新薬開発を促進するための審査制度を紹介します。アメリカの米国食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)には「Priority review voucher」という制度があり、対象希少疾患の新薬承認を取得することで自社のほかの新薬の承認申請時に6ヵ月間の優先審査を保証するもので、この権利を第三者に譲渡することもできます。ヨーロッパの欧州医薬品庁(European Medicines Agency 、EMA)では「Artile58」という、欧州連合(European Union、EU)域外で販売予定の医薬品を、EMA/欧州医薬品委員会(Committee for Medicinal Products for Human Use、CHMP)がWHOなどと合同で審査を実施し、科学的審査に基づいた“推奨”を発行する仕組みがあります。
 日本においてはこういった仕組みはなく、これは私見ですが、日本の成長戦略であるグローバルヘルスへの貢献、あるいは医薬品医療機器総合機構(Pharmaceuticals and Medical Devices Agency、PMDA)がアジアでリーダーシップをとっていくという観点からも、NTDsや三大感染症の新薬開発に対してなんらかの優遇制度を設ける、あるいは承認審査のキャパシティーを上げていくといった取り組みが必要ではないかと考えております。
 NTDs(顧みられない熱帯病)は、「顧みられない人々」の疾患ということでもあります。製薬協としては今後もこの顧みられない人々に光をあてて、その健康向上に貢献したいと考えております。

広報委員会 CPU部会 富沢 克正

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