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「バイオジャパン2014」開催・参加報告
-アジア製薬団体連携会議(APAC)の創薬連携に関する活動について-
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創薬に向けたCapacity building(能力向上)セミナーパネルディスカッションの様子

創薬に向けたCapacity building(能力向上)セミナー
パネルディスカッションの様子

 モデレーターの吉松賢太郎氏(バイオ医薬品委員会委員長、エーザイ)のもと、オープンイノベーションの成功例としてアクテムラの研究(土屋政幸氏、中外製薬)、韓国における創薬の初期研究への投資(Dongho Lee氏、韓国 KDDF)、台湾におけるオープンイノベーションを活用した創薬づくりの枠組み(Wei-Kuang Chi氏 、台湾 DCB)、タイにおける創薬の取り組み(Nares Damrongchai氏、タイ TCELS)、ならびに、創薬における研究者の育成(礒田博子氏、筑波大学 教授)の講演があり、その後パネルディスカッションが行われました。能力向上におけるオープンイノベーションと共同研究の役割、創薬推進のための投資と出口戦略、研究者の育成における課題、オープンイノベーションという考え方を能力向上に活かすこと、創薬能力の向上への政府の関与などについて、時間は短かったものの、率直な発言が続きました。アカデミアなどが保有する外部の情報や基になる化合物を利用して企業が薬に創り上げるというプロセスの中で、創薬の能力向上というのは時間がかかり明快な解はないものの極めて重要なことである、との共通認識のもとで盛んな意見交換が行われました(参加者は約80名)。

そのほかのAPAC 創薬連携WG活動

1. 武田薬品工業 湘南研究所ならびに協和発酵キリン 東京研究センター見学(バイオジャパン開催前日)

APAC創薬連携WGのアジア各国メンバーの「創薬に関して日本に学びたい」という強い要望を受け、今回、バイオジャパン会場近くに研究所をもつ武田薬品工業と協和発酵キリン2社の好意によって研究所見学が実現しました。台湾 15名、タイ4名、マレーシア 2名、韓国 1名、これに日本から4名が加わり総勢26名で、広大な敷地で最新の設備を誇る武田薬品工業 湘南研究所ならびにバイオ医薬品に特色のある協和発酵キリン 東京研究センターを見学しました。アジア各国の皆さんは2つの研究所の規模、レベルの高さなどに圧倒されたようでした。

2. 事業開発パートナリングセッション(バイオジャパン第1日目)

APAC参加各国のアカデミアやベンチャーと製薬企業事業開発担当者とのネットワーク構築を目的に、事業開発パートナ リングの機会が設けられました。
 本セッションではAPAC 創薬連携WGリーダーの渡辺敬介氏からWG活動について説明があり、続いて韓国(Lee氏)、マレーシア(Jay Padasian氏)、台湾(Shan Chi Ku氏)、タイ(Nares氏)の各国の状況が説明されました。その後、日本企業の会社情報を共有したうえで、意見交換・ネットワーキングの実践の場となりました。日本から13社21名、海外企業・アカデミアから15団体20名が参加し、各出席者が自分の興味に応じて相手を探し、会議室内の至る所で各々意見交換が行われる という状況になりました。各国の全体的な状況把握、各国の個別案件の情報など、参加者のニーズは多様と思われますが、参加者の多くが熱のこもった会話を行っているように見受けられました。参加者に後日アンケートを送り、これを機にお互いに情報交換を密にしていこうというあいさつで閉会しました。

講演の様子

APAC創薬連携WG事業開発
パートナリングの様子

意見交換の様子

独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター 院長の楠岡英雄氏
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