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環境安全委員会「安全衛生技術研修会」を開催
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2つ目の「複数の代替戦略オプション」は、前述の通り、いくつかの戦略オプションを用意しておくという考えです。災害時には壊れてしまうことは避けられません。また、すべてのものに事前対策を取ることもできません。オプションを複数用意しておくことで、被災状況に応じてオプションを選択することで対応が早くなります。
 3つ目は「迅速な初動対応」です。初動スピードは非常に重要になります。初動の遅れが、その後の対応スピードの何十倍もの遅れになります。たとえば48時間というラインを決めて、その時間内の初動で動ける人材とルール作りが重要になります。
 最後は一番ポイントとなる「訓練による継続的改善」です。訓練においては、さまざまな事象を経験させることが有効で、その経験から、危機発生時および事前の対策の必要性・重要性に対して気づきを促します。また、その経験において洗い出された課題を明確にし、改善していきます。経験と改善を繰り返す、つまりPDCAのCAを繰り返すという作業が重要です。
 これまで話してきたように事業継続の能力を高めるためには、まず事前にハード面の中で特にボトルネックとなるものについての予防・減災対策を実施し、さらに事業継続戦略を進めるための体制と役割分担、およびその行動基準と手段を明らかにしておくことが重要です。そして、訓練を通じて人と組織の危機対応能力の向上に努めてほしいと思います。

(環境安全委員会 安全衛生部会 遠藤 真一、小川 覚三

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