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国・企業国籍からみた医薬品の創出と権利帰属
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 ライセンサー企業国籍を調べても、アメリカが全体の半分弱を占めていました。次いでスイスが16品目の権利を有し、日本は世界3番目で10品目の権利を有していました。
 図2(発明時)と図4(販売時、2014年5月時点)を比較すると、日本とイギリスが2品目増え、スウェーデンが2品目減っていましたが、3品目以上増減している国はありませんでした。全体的にみると、アメリカが半数弱、スイス、日本、イギリス、ドイツで合わせて4割程度という構図に大きな変化はみられません。
 ただし、表2に示すように15品目において発明時から販売時に権利帰属企業国籍が変わっています。発明時の創出企業国籍アメリカ6品目、スウェーデン2品目、ドイツ2品目等は販売時には他国籍の企業に権利が帰属しています。見方を変えて、販売時のライセンサー企業国籍からみるとアメリカ5品目、イギリス3品目、日本2品目、スイス2品目等は発明時には他国籍の企業に権利が帰属していました。なお、権利帰属企業国籍変更理由としてはM&Aが主でした。

表2 権利帰属企業国籍が変更された品目

品目
創出企業国籍
(発明時)
ライセンサー企業国籍
(販売時、2014年5月)
変更理由
A
イスラエル
スイス
権利譲渡
B
アメリカ
スイス
M&A
C
アメリカ
日本
権利譲渡
D
アメリカ
日本
M&A
E
アメリカ
ドイツ
不明
F
アメリカ
アイルランド
M&A
G
アメリカ
イギリス
M&A
H
スウェーデン
イギリス
M&A
I
スウェーデン
イギリス
M&A
J
ドイツ
フランス
M&A
K
ドイツ
アメリカ
M&A
L
イギリス
アメリカ
権利譲渡
M
イタリア
アメリカ
不明
N
スイス
アメリカ
M&A
O
ルクセンブルク
アメリカ
不明

出所 : 図1に同じ

医薬産業政策研究所 主任研究員 古賀 祐司


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